サッカー界の両巨頭が再び同じリーグで相まみえるのだろうか。

27日、英メディア『TEAMtalk』はMLSインテル・マイアミに所属するリオネル・メッシがサウジアラビアへ移籍する可能性について報じた。

同メディアは「サウジ・プロリーグの首席交渉担当者らは再びその財政力を誇示して、今度はリオネル・メッシをインテル・マイアミから中東へ大胆にも引き入れようとしている」と報道。

その根拠としてサウジアラビアのPIF(公共投資基金)がメッシ側に「目を見張るようなオファー」を提出したことを挙げた。

この「目を見張るようなオファー」は、当時プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属していたクリスティアーノ・ロナウドをアル・ナスルに移籍させた際の史上最高額の年俸(およそ290億2800万円)に匹敵するほどだとか。

オファーは既にメッシの代理人を長く務めてきた父のホルヘ・メッシ氏に正式に提示されており、最有力クラブとしてアル・ヒラルの名が挙がっているとのこと。

ただ、現在はFIFAクラブW杯に集中しているメッシが大会終了後すぐに中東へ移籍するかは不透明だ。

メッシは少なくとも2026年の北中米W杯に出場するまでは安定したキャリアを計画しており、マイアミも主力であるメッシを引き留めようと新契約に関する交渉を開始しているとのこと。

父のホルヘ氏はサウジ移籍に前向きなようだが、メッシ本人は巨額の年俸やライバルとの再会よりもキャリアの安定化を望んでいるようだ。

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