1月にスコットランド1部セルティックからフランス1部レンヌへの移籍を決断した古橋亨梧。
フランスの地での新たな挑戦は、公式戦わずか6試合の出場で0ゴール0アシストに終わり、期待されていた活躍を見せることはできなかった。
今夏、多くのクラブからの関心が噂される古橋だが、そのクラブの一つであるイングランド2部バーミンガム・シティの地元メディア『Birmingham Live』は20日、古橋の加入の可能性に言及した。
同メディアは、バーミンガムと古橋の間には複数の「つながり」があるとして、この移籍の噂は「説得力がある」と評価した。
そのつながりとは、バーミンガムの監督クリス・ディヴィスが、かつて古橋を指導したセルティックの元監督アンジェ・ポステコグルーと、現監督ブレンダン・ロジャーズの両者のもとで指導を受けていた点。
そして、バーミンガムには現在、日本人選手の岩田智輝と横山歩夢のほか、韓国人選手など、アジア出身の選手が多く所属しており、クラブの方針として東アジアの選手を積極的に獲得しようとしている点である。
一方で、移籍について「唯一の驚き」と述べたのが、クラブが30歳の古橋に対し、多額の投資をしようとしている点だ。
比較的高齢な選手の獲得に対し、「それは最近のクラブの補強方針とはやや異なる」としたものの、「古橋のクオリティはその欠点を補って余りある」と評価し、かつてスコットランドを席巻したストライカーの実力に期待を寄せた。
同メディアは最後に「彼がこのクラブで活躍できないと考えるのは馬鹿げている」と述べ、古橋のバーミンガム移籍に対し、太鼓判を押した。