J1の東京ヴェルディは6日、7月20日(日)に味の素スタジアムで開催されたJ1第24節のFC町田ゼルビア戦において、東京ヴェルディの一部サポーターによる東京ヴェルディ試合運営管理規程に違反する行為が発生したと発表した。

アウェイの町田が菊池流帆のゴールにより1-0の勝利を収めた一戦では、以下の違反行為が発生したとのこと。

・立ち入り禁止エリアへの侵入(ビジターサポーターエリア)
・威嚇行為
・会場運営を妨害する行為

東京Vは、今回の違反行為について事実確認を実施。Jリーグで定める統一基準に従い、当事者に対して処分を決定し、通告をしたという。

処分対象者は9名で、処分内容は以下の通り。

①立ち入り禁止エリアへの侵入及び威嚇行為を行った:1名

「8月9日(土) 横浜F・マリノス戦以降に開催されるホームゲーム10試合への入場禁止」
※2025シーズンのホームゲームが残り7試合のため、2026特別シーズンにおける特別大会のホームゲーム3試合に続くものとする。
※ホームゲーム入場禁止期間に開催されるアウェイゲームも含む。

②立ち入り禁止エリアへの侵入及び威嚇行為を行った:3名

「8月9日(土) 横浜F・マリノス戦以降に開催されるホームゲーム5試合への入場禁止」
※ホームゲーム入場禁止期間に開催されるアウェイゲームも含む。

③会場運営を妨害する行為を行った:1名

「8月9日(土) 横浜F・マリノス戦以降に開催されるホームゲーム7試合及び12月6日(土)アウェイ ガンバ大阪戦への入場禁止」
※ホームゲーム入場禁止期間に開催されるアウェイゲームも含む。

④立ち入り禁止エリアへの侵入を行った:4名

「厳重注意」
※侵入したサポーターの制止及び事態の収拾のためとはいえ、立ち入り禁止エリアへ侵入した事実を重く受け止め本処分といたしました。

「今回の違反行為によりご迷惑をおかけしたすべての皆さまに深くお詫び申し上げます」とリリースの中で綴った東京V。

同時に、「ホーム・アウェイゲーム問わず、スタジアムで観戦される皆さまにおかれましては、来場前に必ずJリーグおよび主管クラブの試合運営管理規程と観戦ルール・マナーをご確認の上、遵守いただきますようお願いいたします」と改めて呼びかけを行った。

ここ最近、Jリーグではダービーマッチなどを中心にファン・サポーターによる迷惑行為や違反行為が目立っている。「世界に誇るJリーグ」でありつづけるためにも、今一度各自が『安心』と『安全』の文字を胸に刻む必要があるのかもしれない。

東京ヴェルディは今週末、9日(土)に横浜F・マリノスとホームの味の素スタジアムで対戦する。

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