世界的強豪であるリヴァプールで3年目を迎えた日本代表MF遠藤航。
1年目はユルゲン・クロップ監督のもとで重宝されたが、アルネ・スロット監督が就任した昨季は出場機会が減少した。
そうしたなか、リヴァプールは、「遠藤が昨夏にリヴァプールの新監督に就任したスロット監督との会談を求めた理由を説明した」として、彼のインタビューを伝えていた。
「アルネと会って、彼がどのようにプレーしたいのか、どうような戦術なのかを理解しようとした。
(昨夏の)プレシーズンキャンプでは、まさにそのように適応しようと努めた。全員が彼のサッカーに適応する必要があったから。
昨シーズンもそうしようとしたし、それがうまくいってプレミアリーグ優勝を果たせた。アルネと話した時、自分はどこでプレーしても構わないと伝えた。
6番(守備的MF)でも、右サイドバックでも、センターバックでも、どこでも構わない。チームのために常に100%の力を出し尽くす。日本にいた頃はセンターバックをやってたから、リヴァプールでどこでプレーしても構わない」
また、リヴァプールファンとの関係性については、「素晴らしい。リヴァプールファンが僕の歌を歌ってくれるのは、最高の気分。すでに自分の歌があったけれど、ファンは最後の15分とか、特に勝っている時は必ず僕の歌を歌ってくれる。
そんな遠藤をリヴァプール公式は「その自己犠牲的姿勢で、2023年8月に加入して以来、サポーターやチームメイトから絶大な人気を誇る」と讃えている。
先日までプレシーズンツアーで来日していたリヴァプールは、10日に新シーズン開幕前恒例のFAコミュニティシールドでFAカップ王者である鎌田大地擁するクリスタル・パレスと対戦する。