今月18日、WEリーグのジェフユナイテッド市原・千葉レディースは韓国1部・慶州KHNPから韓国女子代表FWヨ・ミンジが加入内定したことを発表した。
完全移籍となるミンジは1993年生まれの現在32歳で身長162㎝、U-17世代から韓国女子代表の常連となっている。
咸安代山高時代の2010年、トリニダード・トバゴで行われたU-17女子W杯では6試合8得点3アシストを記録し、決勝では延長・PK戦の末に日本代表を破って初優勝に導いた。そして、韓国人選手としては男女を通じて初めてとなるFIFA主催大会の得点王と最優秀選手賞を総なめした。
昨年10月に日本の国立競技場で行われたなでしこジャパンとの親善試合では10番を背負い、後半38分から途中出場。
移籍コメントとしては「WEリーグという新しい環境でのチャレンジとなりますが、自分自身がどれだけ成長できるのかワクワクしています」「ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに貢献する選手になれるように、またチームがもう一段階飛躍できるようにチームメイトと一緒に最善を尽くして努力します」「また、プレー以外の場面でもチームに良い影響を与えられるよう努めます」と、新たな挑戦への期待を語った。
ジェフ千葉レディースは、2024-25シーズンは12チーム中9位でフィニッシュ。WEリーグ創設以来、最低の成績となった。
シーズンオフには監督を務めたイスマエル・オルトゥーニョ氏を解任し、なでしこジャパンFW大澤春花やベテランMF岸川奈津希を放出するなど大きな変革期にある。