先月23日に発表された、FIFAワールドカップ26アジア最終予選・日本代表メンバー。

ブライトンに所属するFW三笘薫の選外や、ファジアーノ岡山に所属する18歳の新星・佐藤龍之介の初招集など、注目のトピックが多いメンバー発表だったものの、その中でも最も注目されていたニュースは佐野海舟(マインツ)の招集だろう。

2024年7月に不同意性交の疑いで逮捕され、不起訴処分になったものの、2024年3月以降招集されていなかった佐野の日本代表復帰については、SNS上でも賛否が大きく分かれている。

そんな中、オンライン署名活動サイト『Change.org』において、佐野の招集撤回を目指す署名活動が行われているとして、インターネット上で話題を集めている。

署名ページでは、活動の背景について「2024年7月17日、佐野海舟は不同意性交容疑で逮捕されました。彼は知人の20代の男2人と共謀し、東京都内のホテルで女性に性的暴行をした疑いで勾留されました。その後、話し合いが成立し釈放され、不起訴処分となりました。

しかし今、彼はなぜか日本代表に招集されています。森保監督は「一度のミス」という表現を使用しましたが、こちらは単なるミスではありません、故意の行為でした。

過去にも、性犯罪を犯しドイツに高飛びし、その後九州のクラブで現役を無事終えた選手がいました。日本サッカー界は同じ過ちを繰り返してはなりません。

性暴力を犯す行為は、法と道徳を軽視した行為であり許されるものではありません。性暴力を二度と起こさない抑止力にするためにも皆様のご署名をよろしくお願いします」と説明している。「性犯罪を犯しドイツに高飛びし、九州のクラブで現役を無事終えた選手」とは、2007年に15歳の女子高生にみだらな行為を行った疑いで逮捕された元日本代表MF菊地直哉を指していると推察される。

現在、この署名には既に3000人以上の署名が集まっているほか、SNS上では「#佐野海舟を日本代表にするな」というハッシュタグが拡散され、1万件以上のいいねを集めている投稿も存在している。

なお、同サイトに対しては、以前より署名の水増しなどが容易に行うことができることから、その署名の有効性に疑問を呈する声も多く挙がっている。

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