日本代表の上田綺世と渡辺剛が所属するオランダの名門フェイエノールトは、13日に行われたエールディヴィジ第5節ヘーレンフェーン戦に1-0で勝利した。
ボール保持率でもゴール期待値でも相手が上回る展開だったが、最後まで得点を許さず。
日本人コンビは代表戦を終えてチームに戻ると揃って先発出場。上田は74分プレーし、渡辺はフル出場した。
そうしたなか、オランダ紙『VP』は第5節の週間ベストイレブンを発表。渡辺も選ばれており、こう評価されていた。
「フェイエノールトとヘーレンフェーンは、デ・カイプでスリリングな戦いを繰り広げた。
渡辺はまさに最高だったと言える。日本の戦士は、あらゆることに全身全霊を注いだ。
パス41本のうち40本成功(成功率98%)という興味深いデータも残した」
28歳の渡辺は、この夏にベルギー1部ヘントからフェイエノールトに加入。
空中戦で絶対的な強さを誇り、ベルギーでは地位を確立していたが、オランダでも即戦力として活躍を見せ付けている。また、DF陣に離脱者が相次ぐ日本代表のなかでも存在感を増している。
開幕4連勝となったフェイエノールトは首位に立っている(1試合は未消化)。