日本企業DMMが保有するベルギー1部リーグのシント=トロイデン(STVV)には、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介の日本人7選手が所属している。
20歳の後藤は、今夏アンデルレヒトからのレンタル移籍で加わった大型ストライカー。
昨シーズンはアンデルレヒトで初ゴールを決めるなどブレイクの兆しを見せたが、プレータイムを得るために新天地を求めた。
ベルギーの名門アンデルレヒトは、今夏に後藤だけでなく、デンマーク人FWカスパー・ドルベアもアヤックスに放出。
『Sporza』によれば、アンデルレヒトのベスニック・ハシ監督は、「移籍市場の早い段階で後藤もSTVVに移籍した。なぜなら、彼はプレータイムを是が被でも欲しがっていたからね。誰が移籍するのか分からなかったので、我々は移籍市場が終わるまで彼を引き留めようとしていたが、彼はそれに興味を示さなかった」と述べていたそう。
後藤はSTVVで4試合2ゴール、U23アジア杯予選でも3試合2ゴールと絶好調。
保有元であるアンデルレヒトは後藤に期待しており、STVVへのレンタル移籍に買い取りオプションは付随していない。