セルティックで戦っている日本代表MF旗手怜央が、現地の解説者や選手によって「今季の彼は期待外れ」だと評論されているようだ。

『67hailhail』によれば、現在マザーウェルでプレーしている選手でありながらも解説者として活動しているアンディ・ハリデーが、『Open Goal』に出演して以下のように話していたという。

「みなさんは、私がある選手についてどう思っているかご存知だと思うよ。セルティックには本当に素晴らしいプレーヤーが何人かいるんだ。

長年私が言い続けてきたように、旗手はこのリーグで最高の選手だと思う。そして、カラム・マクレガーは間違いなくこの5~7年のスコットランドで最高の選手だった。ただ、彼らは今のところそのレベルに全く達していない」

ハリデーは先日のセルティック戦に出場していなかったものの、ピッチ外から見ていて相手のボランチのプレーにあまり感銘を受けていなかったようだ。

また、セルティックのレジェンドであるクリス・サットンも『Daily Record』も対して以下のように話したという。

「今シーズンの旗手は期待から大きく外れているね。ここに来た当初は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたが、良いときもあれば悪いときもあった。

ただ、その才能からは今やかけ離れているように見える選手だ。左サイドからペナルティエリアに駆け込んでいった、あの走りを思い出してほしいんだ。あのトレードマークのようなランニングが、今はもう見られない」

かつては攻撃的なポジションを本職としていたこともあり、ゴールに向かうプレーにも特徴があった旗手。それがこのところあまり見られず、チャンスへの関与が少なくなっていることを指摘していた。

サットンはブラックバーンやチェルシー、セルティックなどでプレーした名ストライカーであるが、キャリアの初期はセンターバックとして起用され、晩年はセンターハーフも務めていたことで知られる選手。旗手と同じように様々なコンバートを経験したこともあってか、攻撃面でのパフォーマンス低下が気にかかっているようだ。

今週のインターナショナルマッチウィークに向けた日本代表メンバーにも入ることができず、3回連続で招集外となった旗手。才能は誰もが認めるだけに、今後の奮起に期待したいところだ。

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