9歳からスペインの世界的名門レアル・マドリーの下部組織で育成されてきた中井卓大。
久保建英(現レアル・ソシエダ)ともに幼少期から天才少年として期待されてきた。
21歳になった中井は、最終的にレアル・マドリー・カスティージャまで到達したが、スター軍団であるレアルのトップチームデビューは果たせず。今夏でレアルとの契約が満了になると、スペイン5部のレガネスBへの移籍が決まった。
そうしたなか、彼はスペイン語と日本語でSNSにメッセージを投稿した。
「(スペイン語で)今日、11年間過ごした私のホーム、レアル・マドリーでの素晴らしい一章を閉じます。
世界最高のクラブで育ち、最高の選手たちから学び、レアルファンであることを誇りに思う価値観を共有できたことは、光栄なことでした。
この経験を可能にしてくれ、僕の歩みに関わってくれたすべての人々に心から感謝します。この思い出は永遠に心に刻み込まれ、これからもその思い出を誇りに思えるように努力を続けていきます。本当にありがとうございました。Hala Madrid!(マドリー万歳)
(日本語で)今日で11年間を過ごしたレアル・マドリードを離れることになりました。
小さい頃から憧れていた世界一のクラブで成長できたこと、最高の仲間や指導者からたくさんのことを学べたことは、かけがえのない経験です。
ここまで支えてくれたすべての人に心から感謝しています。これからも自分らしく頑張るので応援よろしくお願いします!!本当にありがとうございました。」
人生の半分を過ごしたレアルとサポートしてくれた人への感謝の思いがこみ上げていたようだ。
この投稿には、レアルのレジェンドである元ブラジル代表マルセロの息子であるU-17スペイン代表FWエンソ・アウヴェス(レアル下部所属)、そして、久保もいいねをしている。
中井と久保は、プロスポーツトレーナーの木場克己氏のもとで幼少期からトレーニングをしており、顔見知りでもある。