来月10月に日本代表と親善試合を行う”王国“ブラジル。
ネイマールやヴィニシウス・ジュニオールら不在となった今月の代表戦でセレソンの10番を背負ったのは、バルセロナに所属するラフィーニャだった。
彼は昨シーズン公式戦57試合で34ゴール25アシストと大活躍を見せた28歳のレフティだ。
そのラフィーニャは、ブラジル代表として4日のチリ戦に79分出場、9日に標高4100メートルの高地で行われたボリビア戦でも29分プレーした。
バルサに戻ったラフィーニャだが、14日のバレンシア戦ではベンチスタート。カタルーニャ紙『RAC1』は、試合前のミーティングに遅刻したことでハンジ・フリック監督が先発から外したと伝えた。
ただ、後半から出場したラフィーニャは2ゴールを叩き出し、チームも6-0で圧勝。『SPORT』は「ラフィーニャ、遅刻で罰せられた後に挽回。彼は赦された」と伝えていた。
『AS』によれば、フリック監督は、試合後にラフィーニャについてこう話していたそう。
「これまでは先発できる選手が11人しかいなかったけど、今はもっとたくさんいる(笑)。ルーニー・バルドグジが先発したのは、いい練習をしており、態度も本当に素晴らしいからだ。
彼のプレーぶり、そしてメンタリティも素晴らしい。学ぶ意欲があり、チームと一緒にプレーしたいと思っている。
(ラフィーニャがテクニカルミーティングに遅れたために出場しなかったというのは本当か?)
我々はそうすることを決めた。ルーニーは練習もしっかりしていて、精神状態も良好だったし、ラフィーニャも遠征に出ていたからね」
遅刻の影響だったか否かの明言は避けたようだ。
フリック監督は規律面に厳しく、フランス代表DFジュール・クンデもミーティング遅刻で何度か先発落ちしたとされている。