日本代表FW上田綺世とDF渡辺剛が所属するオランダの名門フェイエノールト。
欧州最高峰のUEFAチャンピオンズリーグに出場するために予選を戦っていたが、敗退が決まってしまった。
トルコの強豪フェネルバフチェと予選3回戦で激突したフェイエは、6日の1stレグに2-1で先勝。12日に行われた2ndレグはホームのフェネルバフチェサポーター5万人が詰めかける大アウェイとなった。
それでも、フェイエは前半41分に相手GKのハンドでフリーキックを得ると、渡辺がヘディングシュートを叩き込み先制。
だが、前半のうちに逆転されるとその後も失点を重ねる。後半44分には渡辺が鮮やかなボレーシュートを突き刺すも、2-5の大敗を喫すると、2試合合計スコア4-6で敗退が決まった。
3失点目は、右サイドバックのジョルダン・ロトンバが自陣内から中央に入って強引なドリブルをしかけたところをかっさらわれた形。
『De Telegraaf』によれば、フェイエMFクエンテン・ティンバーは「あれはロトンバのミス。チャンピオンズリーグ出場を争うこのレベルでは、ミスは痛い目に遭う。しかし、我々は再建中のチーム。チームとして、ミスを犯さないようにボールコントロールをしっかり行わなければならない」と指摘していたそう。
ただ、ロビン・ファンペルシー監督は「選手一人に焦点を絞ると、誰もが間違った判断をしてしまうことがある」とロトンバを擁護していた。