日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。

サッカーの王国であるブラジルは、南米予選で苦しみながらもすでに本大会出場を決めており、10月には来日して日本と対戦する。

そのブラジル代表は、今月予選残り2試合を戦うが、注目されたのが、伝統の背番号10の行方だ。

33歳になったネイマールはコンディション不良で今回も招集が見送られたほか、彼の代役として10番をつけることもあったヴィニシウス・ジュニオールもロドリゴも呼ばれなかった。

そうしたなか、5日に行われたチリ戦でセレソンの10番を背負ったのは、ラフィーニャだった。

彼はバルセロナで活躍する28歳のウィンガー。昨シーズンは公式戦57試合で34ゴール25アシストと大暴れし、PSGのフランス代表FWウスマヌ・デンベレとともにバロンドールの最有力法補に挙げられている。

そのラフィーニャだが、ブラジルの10番を背負うことについては「背番号にかかわらず、代表チームのユニフォームを着て常にベストを尽くすことが最大の目標」と殊勝なコメントを口にしていた。

ブラジルは9日にアウェイでのボリビア戦を戦う。試合は標高4100メートルの高地エル・アルトで行われるが、高山病を避けるためにブラジルの選手たちは、キックオフ3時間前に現地入りするとのこと。

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