ASローマのロッカールームに無断で侵入して暴力行為や破壊行為を働いたと伝えられた元イタリア代表FWニコロー・ザニオーロが、自身のSNSで事実関係を否定した。

当該の事件は5月26日に発生したと伝えられている。

フィオレンティーナとASローマのユース年代のチームが対戦した試合が終わったあとのことだとされている。

ASローマがクラブ公式サイトで発表した声明によれば、泥酔したザニオーロがローマ側のロッカールームに無断で侵入し、挑発行為をした他、2名の選手に暴行を働き、さらに放尿まで行ったという。

ところが、ザニオーロは28日に自身のSNSでそれに反論する声明を発表し、クラブの説明は事実無根だと語った。

「月曜日の不快な出来事については、真実を信じ、自分自身を尊重し、こちらからは触れないことに決めていた。

しかしながら、ここ数日で発表された数々の不正確で想像力に富んだ文章を読まざるを得なくなった。中には今でも尊敬している元チームメイトによるものもあった。

ローマの公式声明では全く根拠のないもの、真実からかけ離れた出来事が報じられている。この事件の経緯や、彼らの一部の人物の行動を検証する代わりに、笑止千万な物事を誇張して伝え(例えば、私は練習場のトイレを合法的に使用しただけであること)、事実とは異なる異常な物事について不快な言及をしている。

私はフィオレンティーナの選手を祝福し、そしてかつて所属していたローマの選手に挨拶するためにロッカールームへと行った。恨みは一切感じなかったし、恨みをぶつけられることも予想していなかった。

残念ながら、ロッカールームに入ったとき、一部の人から敵意に満ちた歓迎を受けた。ただ、私から暴力的な行為は一切なかったということを改めて強調したい」

ザニオーロは2018年から2023年までローマに所属していたこともあり、プリマヴェーラの選手たちに挨拶するためにロッカールームへと赴いただけだったとのこと。

ローマの関係者と口論になったことは認めたものの、そこに暴力的な行為はなく、放尿したという事実はまったくないという。

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