日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部のレアル・ソシエダ。

昨シーズン11位に終わったチームは、セルヒオ・フランシスコ新監督を招聘した今シーズンも不調に喘いでいる。

8試合で1勝2分5敗、降格圏の19位に沈んでいるのだ。

そうしたなか、スペイン紙『Mundo Deportivo』は、「最悪のスタートを切ったソシエダにおいて、久保はさらなる活躍が期待される。足首の怪我がほぼ回復した今、監督とチームが困難な時期から立ち直れるかどうかは、彼の才能にかかっている」と伝えていた。

同紙は、久保がプレシーズン時点で補強の必要性を訴えていたこと、また、ドイツの世界的強豪バイエルン・ミュンヘンへの移籍が浮上したものの残留したことに言及。

久保はチームで最も才能ある選手ながら、8試合で1ゴールに留まっていると指摘しつつ、こうも伝えている。

「擁護するなら、久保は代表戦以降、痛みを抱えながらプレーしており、その献身性に疑いの余地はない。

彼は足首の故障に悩まされており、トレーニングを休んだり、直近5試合中3試合は途中出場となった。

だからこそ、ソシエダは日本代表が彼を今回も招集したことをあまり快く思っていなかったが、幸いにもパラグアイ戦では1分もプレーしなかった。

足首のためにも、そして日本がすでに2026年W杯出場を決めていることからも、彼はブラジル戦にも出場しないのが最善だろう。

少なくとも、ソシエダは、久保が100%のコンディションに戻り、誰もが期待するリーダーとしてチームを立て直してくれることを期待している」

久保は9月6日に行われたメキシコ戦で足首を痛めた影響がまだ残っている。

今月も代表に招集された久保だが、10日のパラグアイ戦には出場せず。14日には王国ブラジルと対戦するが、久保の温存がスペインでは期待されているようだ。

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