U-20日本代表はチリで開催中のU-20ワールドカップのグループステージを3連勝で突破した。

エジプトに2-0、チリにも2-0、そして、ニュージーランドには3-0で勝利。

7得点を奪う一方、まだ1点も奪われていない。

チリ紙『BioBioChile』は、「日本代表は完璧な戦いぶりで優勝候補としての地位を証明した」と讃えていた。

「スタジアムが寒さと小雨に見舞われるなか、日本はソリッドなパフォーマンスを崩すことはなかった。ニュージーランドを3-0で圧倒し、完璧な成績でベスト16進出を決めた。

すでにグループステージ突破を決めていた日本は、GKピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾を含む先発メンバーを数人休ませた。一方、オセアニアチームはベストメンバーを起用し、決勝トーナメント進出を目指した。

しかし、試合の流れを変えたのはサムライだった。前半終了間際に、小倉幸成(法政大)の強烈なシュートが決まる。

その後、ニュージーランドはオウンゴールを献上してしまうと、終盤には日本が素早いカウンターアタックを仕掛け、石井久継(湘南ベルマーレ)がGKをかわし、繊細なタッチでゴールを奪った。

この圧勝により、日本はグループAで勝点9を獲得し、首位突破を確定させた」

日本は当時ワールドユースという大会名だった1999年大会で2位に輝いたが、それ以来の躍進となるだろうか。

なお、開催国チリは、1勝2敗ながらグループ2位で決勝トーナメント進出を決めている。

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