日本企業DMMが保有するベルギー1部のシント=トロイデン。
谷口彰悟、山本理仁、伊藤涼太郎、小久保玲央ブライアン、畑大雅、松澤海斗、後藤啓介と日本人7人が在籍している。
そのシント=トロイデンは、8日のデンダー戦に2-0で勝利。後半8分には伊藤が開幕3試合連続ゴールとなる得点を叩き出した。
味方の落としを冷静な左足ダイレクトシュートで流し込むと味方とともに喜びを分かち合っていた。
昨季はプレーオフの末になんとか1部に残留したシント=トロイデンだが、今季は開幕3試合で2勝1分と好発進。
そのなかで伊藤は出色のパフォーマンスを披露しており、3ゴールは得点ランキングトップタイだ。
『Sporza』は、「伊藤は、狭いスペースでもロングボールでも、中盤の王様のような活躍を見せた」と称賛していた。
大阪出身の伊藤は、岡山県作陽高校から浦和レッズでプロになると、水戸ホーリーホックと大分トリニータへのレンタル移籍、そして、アルビレックスでの活躍を経て、2023年にベルギーへ移籍。
今年で27歳になったが、2024年元日のタイ戦で日本代表デビューを果たしたものの、それ以降は招集されていない。