世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表。6月の予選残り2試合では、オーストラリア、インドネシアと対戦する。
元オランダ代表であるパトリック・クライファート監督を招聘したインドネシア代表は、近年多くのオランダ系選手を帰化させてチーム強化を進めてきた。
そうしたなか、6月に行われる日本・中国戦に向けた招集メンバー32人には、元Jリーガーのステファノ・リリパリも名を連ねた。
オランダ生まれの彼は、2014年に北海道コンサドーレ札幌に所属したこともある35歳のベテランMF。
代表に呼ばれるのはおよそ2年ぶりでサプライズ招集となったが、『Kumparan』によれば、クライファート監督はその理由をこう説明していたそう。
「彼は実力を発揮しており、とても興味深いポジションでプレーしている。選手として経験豊富で若手の手本にもなれる」
国内1部のボルネオFCで好調をキープしており、ベテランとしての経験も買っているようだ。
ポジションはアタッカーで、今季は24試合で6ゴール4アシストと活躍。攻撃でアクセントをつける存在として期待しているのだろうか。
一方、現在、横浜F・マリノスに所属するDFサンディ・ウォルシュはインドネシア代表に招集されたが、負傷を抱えている。
インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は「我々はウォルシュを待っており、彼の回復具合を見守る」と述べていたそう。
また、オランダ系のエリアーノ・ラインデルスが代表から外れたのは、妻の出産が理由だとも会長は説明していたとのこと。
インドネシアは、6月5日に中国、10日に日本と対戦する。