日本代表DF菅原由勢と長田澪ことミオ・バックハウスが所属するドイツ1部のブレーメン。

日本人の母とドイツ人の父を持つ21歳の長田は、U-21ドイツ代表でもあり、今シーズンからブレーメンの正GKを任されている。

そのブレーメンは、ブンデスリーガ開幕4試合を終え、1勝1分2敗という戦績(8得点・10失点)。

第3節ボルシアMG戦には4-0の無失点で勝利したが、それ以外の3試合は4失点、3失点、3失点と失点の多さが目立つ。

26日にブレーメンと対戦する昨季王者バイエルン・ミュンヘンの公式サイトは、試合に向けたプレビュー記事を配信。そこではこんなスタッツも紹介されていた。

「ブレーメンは守備陣の改善が急務となっており、ディフェンスが弱点。

21歳のGKバックハウスは、被枠内シュート17本中7本しかセーブできていない。セーブ率42%は、今シーズン2試合以上プレーしているGKのなかで最も低い」

『fbref』によるスタッツでは、長田は被枠内シュート16本中7本を阻止となっているが、それでもセーブ率は最も低い(セーブ率1位はドルトムントGKグレゴール・コベルで、81.8%)。

ただ、10失点のうち、2つはPKによるものだ。

対するバイエルンは、開幕4試合でいずれも3得点以上奪っており、計18得点とリーグ断トツの得点力を誇る。長田は王者バイエルン相手にどんなプレーを見せるだろうか。

なお、バイエルンに所属する日本代表DF伊藤洋輝は、中足骨再骨折からの復帰を目指している段階で、今シーズンはまだプレーしていない。

編集部おすすめ