今月8日、40歳のクリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガル代表は、UEFAネーションズリーグ優勝を果たした。

一方、敗れたスペインでは32歳のアルバロ・モラタがPK失敗によって、妻子を含めて殺害予告をされる事態になった。

『Marca』によれば、モラタに対する殺害予告で19歳の男が逮捕されたという。

ネット上に脅迫文が投稿されたわずか2日後、男がマラガ警察署を訪れ、見知らぬ人物にSNSアカウントを「盗まれた」と通報した。

サイバー犯罪捜査官は、この告発者が言っていたアカウントが、モラタを脅迫したものと同一であることを確認。

ただ、捜査を続けるうちに、告発者の証言に矛盾があると判明。この告発を悪用してアリバイを作り、事件との関係を断ち切ろうとしていたとのこと。

スペイン国家警察はこの男の携帯電話を盗聴し、分析した結果、事件の加害者だったことを証明する証拠を発見したという。

当局は「こうした行動は、SNSの匿名性と拡散力によって、スポーツなど一部の分野で常態化している」と現状を憂いてもいたそう。

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