大阪のホテルで「死ぬほど頭にきた」と中国人男性、身勝手過ぎる主張に中国人からもツッコミ

中国のSNS・小紅書（RED）に6日、「日本人にひどい目に遭わされた！」との投稿があったが、ネットユーザーからはツッコミが殺到している。投稿者の男性によると、彼女と一緒に大阪のホテルに2泊し、チェックアウト後に遊びに出かけたが、終電を逃してしまったため、（同ホテルに預けておいた）荷物を引き取りに行った際にもう1泊できないかと考えた。中国の旅行サイトを調べたところ「満室」と表示されていたが、ダメ元でフロントスタッフに聞いてみた。すると、日本人のスタッフが宿泊状況等を確認した上で、宿泊は可能だが500元（約1万円）余りかかると伝えてきた。男性は、それまでの2泊で700元（約1万4000円）くらいしかかかっておらず、サイト上の料金表示も1泊400元（約8000円）にも満たなかったことから不満を感じた。また、中国の旅行サイト上では「満室」と表示されていたにもかかわらず部屋を用意できたことから「私たちが困っているのを見て、ぼったくろうとしたんじゃないか」と疑い、結局宿泊することはあきらめた。男性らは「最悪、朝5時までロビーで座って待って、始発の地下鉄に乗って移動すればいい」と考えていたというが、その後、フロントスタッフがやって来て「お泊りでないお客様はお引き取りください」と言われた。ホテル側としては当然の対応だが、男性は「死ぬほど頭にきた。お泊りでない客だと？俺たちはここで2泊したじゃないか。今日チェックアウトしたばかりなのにとぼけるのか？もし、ここに泊まってなかった、あるいはずっと前に泊まったことがあるというだけなら理解できるが、俺たちは今日チェックアウトしたばかりだ。それでもここで休むことが許されないのか？」と自分勝手な主張を書き連ねた。男性は「日本人は融通が利かないということを知っていたし、英語で口論もできないので、怒りを押し殺して泣き寝入りするしかなかった」と主張。ホテルを後にした2人はファストフード店かネットカフェ、あるいはカラオケ店に行こうと思い、2人とも少しおなかが空いていたためファストフード店に向かった。しかし、男性曰く「店内に入って注文しようとしたところ、私たちがスーツケースを引っ張っているのを見て店員が『（午前）2時に店を閉める』と言い出した。つまり、出て行けということだ。24時間営業のファストフード店までもこういうことをしてくるのか？日本人の接客態度の良さはどこに行った？国内の店の方がずっと良い」と吐き捨てた。男性は「『日本人のサービスは良くて、中国人のサービスは悪い』なんて言われるが、この瞬間にはっきりした。日本人は表面上取り繕うのが上手なだけで、内心ではどれほど冷たくて悪意があるか分からない。中国人の方が根はずっと優しい」と主張し、「大阪の夜の街はごみが山積みで悪臭がひどく、ゴキブリや酔っ払いも多かった。昼間は礼儀正しく見える日本人たちも、夜になって人目がなくなると、平気で信号無視や逆走をしていた」などと腹立ちまぎれに記した。なお、男性は問題のホテルのウェブサイトの画像を添付しており、現場は堺筋本町にあるビジネスホテルだったようだ。しかし、男性のこの投稿は中国のネットユーザーからも共感を得られておらず、「ウケる」「本当に恥ずかしいな」「お金をケチって彼女に異国の夜の街を歩かせるとか、恐れ入るわ」「どうやってビザ下りたんだよ。海外に行って500元ぽっちも払いたくないとか。しかも彼女と一緒で」「中国のホテルだって当日飛び込みで泊まろうとしたらネットより高くなるだろ」「しかも500元なんて全然高くない。日本のホテルなら安い方だ」「宿泊しないのにロビーで夜を明かしていいわけがない」など、批判の声が殺到している。（翻訳・編集/北田）