最近話題の“ASMR"。
YouTubeにアップされている動画などで、目にしたことがある人も多いのでは?
ASMRとは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略で、直訳すると自律感覚絶頂反応という意味。
漢字が並ぶと何だか難しそうだけど、サクサクとしたものを食べる咀嚼音や耳かきの音、パソコンのキーボードを打つタイピング音など、「それを聞くと頭や背筋などがゾクゾクッとする心地よい音」のこと。
※ASMRとは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略
そんなASMRについて、まずは「高校生がどれくらい知っているか」「どんな音が好きなのか」をアンケート調査!
そして、その結果をふまえつつ、金沢工業大学の山田真司教授にASMRのしくみについて解説してもらった!
【今回教えてくれたのは…】山田真司教授
金沢工業大学教授。芸術工学博士。
専門は、音楽音響学、音楽心理学、エンタテインメント工学。ゲーム音楽や「萌え」についての科学的研究も行っている。
共著書に、『音の何でも小事典』(講談社ブルーバックス)、『音楽と楽器の音響測定』『音楽はなぜ心に響くのか』(コロナ社)など。ASMRを知ったきっかけはYouTube!
全国の高校生男女206人に「ASMRを知っていますか?」と聞いてみると、72.8%が「はい」と回答。