8月7日にリリースしたデビューシングル「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位と11万枚を超える売上を記録するヒットに。
今回は、メンバー12人を代表して、BEYOOOOONDSを構成するグループのひとつCHICA#TETSUのリーダー一岡伶奈、もうひとつのグループ雨ノ森 川海のメンバー山﨑夢羽、そして、オーディションを勝ち抜き、ちょうど1年前にメンバーの座を獲得した小林萌花の3人にご登場いただき、アイドルシーンに風穴を開ける実力派集団と、彼女たちが世に放つ名盤について話を聞いた。
―まず、この1年を振り返っていただきたいんですが、メンバー12人のなかで最もハロプロ研修生歴が長く、約2年半前に新グループ(現CHICA#TETSU)のリーダーになることが決まっていた一岡さん、2016年に研修生になり、昨年6月に新セクション(現雨ノ森 川海)のメンバーとなった山﨑さん、昨年行われた<ハロー!プロジェクト”ONLY YOU”オーディション>に合格した小林さん、それぞれ異なる1年だったと思います。
一岡:この1年はまず、BEYOOOOONDSが動き出してメジャーデビューが決まって、自分たち主演の舞台「不思議の国のアリスたち」をやらせていただいたり、初めての経験をたくさんさせていただきました。私はグループが動き出すまでの1年半ぐらい、何も決まっていない期間があったので、あの頃に比べると毎日が充実していて、自分がやりたかったいろんなことが徐々にできているのがうれしいです。あっという間に1年が過ぎて、「もうこんな季節なんだ!」ってなってます。
―確かに、それまでと比べるとスピード感が全然違うでしょうね。
一岡:特に、今年になってからすごいスピードだったと思います。
―ちなみに「やりたかったこと」というのは?
一岡:まず、グループとしてデビューすることを目標にしていて、いつかは主演舞台ができたらいいなと思っていたし、リリースイベントもやってみたかったですし、ハロー!プロジェクトのコンサートにもグループとして出たいという思いがありました。
―なるほど。
一岡:それまでは、私と高瀬くるみちゃんと清野桃々姫ちゃんの3人で歌ったり、今はJuice=Juiceにいる稲場愛香ちゃんも入れた4人でパフォーマンスする期間があったので、その頃はグループで活動している方々を見ながら「私も早くグループとして活動したいな」と思っていたので、それが実現したのはすごくうれしかったです。
―BEYOOOOONDSの結成が決まるまで、なかなか大変だったのでは。
一岡:う~ん、確かに不安なときもあったんですけど、その間にもダンスのレッスンに行ったり、歌を習ったり、やるべきことがたくさんあったので、今となってはスキル向上のためのいい期間だったのかなと思うし、その時間があったからこそ今、自信を持ってパフォーマンスすることができてるんじゃないかなと思います。
研修生組とオーディション組の融合
―夢羽さんはどうですか?
山﨑:今、一岡伶奈ちゃんが言ったように、この1年はいろんな出来事がスピーディーにやってきて、ハロプロ研修生だった頃に憧れていたようなことがたくさんできているので、毎日夢のような時間を過ごしています。あと、個人的に成長できたと思うのが、BEYOOOOONDSが4月にやらせていただいた主演舞台「不思議の国のアリスたち」で、これまで私は緊張しちゃうと自分のやりたいことを思うようにできないタイプだったんですけど、このときは周りにBEYOOOOONDSのメンバーしかいなかったということもあって、自分のやりたいことがしっかりできたので、自分の殻をさらに破ることができたと思います。
―緊張してしまうというのは、よりよいものを見せようという気持ちが強すぎてしまうからなんでしょうか。
山﨑:それもあるんですけど、自分は人見知りなので、周りによく知らない人がいると「あ、緊張する……!」ってなって、「ここまではやらなくてもいいや……」っていうふうに自分に制限をかけてしまうので、あとで映像を見返していつも後悔していたんです。
―なるほど。萌花さんはいかがですか?
小林:私は普通の高校生として3年間を過ごしてきた最後にオーディションを受けてBEYOOOOONDSに入ることになったので、生活リズムがすごく変わりました。それだけでも大きなことだったんですけど、これまでピアノしかやってこなかったというのもあって、ダンスや歌をするようになってからは日々の運動量が全然変わったし、ご飯を食べる時間や寝る時間みたいな、日常生活の基本的なところからすべてが変わった1年でした。でも、今年の春の舞台ではちょっと体調を崩してしまったり悩んだりしたので、その経験を活かして、今回の舞台(「リボーン~13人の魂は神様の夢を見る~」)は健康的に取り組みたいと思ってます。
―萌花さんなんて、1年前と今の生活の差が本当に激しいでしょうね。
小林:今はあの頃とは全く違って、朝から晩まで動き続ける感じですね。でも、私は暇だと退屈しちゃうタイプなのでいろいろ動けていることがうれしいです。
―一岡さんと山﨑さんから見て、小林さんたちオーディション組の成長は著しかったんじゃないですか?
一岡:はい。最初の頃は、楽屋にいても(オーディション組の)3人と元々のメンバーだった9人が分かれがちで、3対9みたいな感じではあったんですよ。しかも、「この人とは話すけど、この人とは話せない」みたいなのもあって。それが春の舞台ぐらいからみんながいろいろ意見を言える環境ができてきました。あと、メジャーデビューが決まってリリースイベントが始まってからは、自分たちで立ち位置を決めたり、みんなで話し合って物事を決める機会が増えて、そういうなかで出てくる3人の大人な意見に「あ、そういう考え方もあるんだな」って思うようになりました。
―なるほど。
一岡:しかも、萌花ちゃんはピアノも弾くじゃないですか。今回の舞台でもピアノを弾く場面があるんですけど、普段の稽古が朝から夜まであるのに、いつピアノの練習をする時間があるんだろうって思うぐらいちゃんと弾けているので、見えないところでの努力がすごいなって思います。
小林:(照れ笑い)
―寝る間を惜しんで、という感じですよね、きっと。
小林:自分の限界を見つつ、できるところまでやるっていうことを意識して今は頑張ってます。
敬語をなくしたことでコミュニケーションが円滑に
―BEYOOOOONDSのメンバーは年齢もキャリアもけっこう差がありますよね。それでもグループが上手くまとまっている要因のひとつとして、敬語をなくしたことが大きいのかなと思うんですが、いかがですか。
小林:本当にはじめの頃は、みんなキャリアの上では先輩だから当たり前のように敬語を使うっていう意識でいたんですけど、敬語をなくすことになってからは、例えば、岡村美波ちゃんはキャリアは先輩だから敬語を使うけど、自分のなかではかわいい妹的な存在だったので、かわいがりたいけど先輩だから……っていう葛藤があったんです(笑)。だから、呼び方の切り替えをするのに最初は戸惑いがあったんですけど、敬語をなくすことによって1人の人間として、1人の仲間として、1対1の関係を築けるようになったのかなって思います。
一岡:私はBEYOOOOONDSのなかでいうと一番研修生歴が長いんですけど、敬語を使われることに対してはBEYOOOOONDSが始まったときから「う~ん」って思っていたので、敬語がなくなったことでより距離が縮まったと思うし、敬語のせいでちょっと変な距離感があったのが一気になくなって、メンバーと一緒にご飯に行くことも増えたし、ちょっとしたことだけど大きく一歩踏み出せたなって。敬語はいつかはなくしていたとは思うんですけど、早い段階でなくすことができてよかったと思います。
―BEYOOOOONDSはCHICA#TETSU、雨ノ森 川海、オーディション組がひとつになったグループという、なかなか珍しい成り立ちをしていますが、そのことでやりづらさはないですか。
小林:基本的にはいつもBEYOOOOONDSの12人として活動しているので、グループごとに固まることはあまりないです。逆に、それぞれのグループの曲があるので、お互いの曲に対して「いいね~、頑張って!」っていう感じで応援しあってます。
―やっぱり、BEYOOOOONDSのメンバーとしての意識が強いんですね。各グループはどういう感じなんですか。
一岡:私はCHICA#TETSUのメンバーなんですけど、CHICA#TETSUは雨ノ森 川海と比べるとかわいい系の楽曲で、BEYOOOOONDSの楽曲はかわいいというよりも個性的で、雨ノ森 川海はちょっとクセがあって耳に残りやすいカッコいい曲なので、区別しやすいかなって思います。
山﨑:楽曲の個性が違うので、私はBEYOOOOONDSでは見せられない一面を雨ノ森 川海として見せられたらいいなと思っていて、歌うときは意識して切り替えているんですけど、握手会とかで「雨ノ森 川海の楽曲を聴いて、夢羽ちゃんのギャップにびっくりしたよ」って言っていただけることが多いのでうれしいです。
―CHICA#TETSUの曲はたしかにかわいいですけど、十分個性的だとも思いますよ。
一岡:本当ですか?
―だって、大江戸線や山手線の駅があんな大胆に出てくる歌詞なんてなかなかないですよ(笑)。
一岡:そうですね(笑)。私はすごく電車が好きなので、曲をいただいたときはうれしかったんですけど、他の3人は電車が好きなメンバーではないので、「大丈夫かな……?」って心配していて。だけど、私以外のメンバーの島倉りかちゃん、西田汐里ちゃん、江口紗耶ちゃんも「かわいい曲をやりたい」ってよく話していたし、曲名だけ見ると「ん?」ってなりますけど、曲は何回聴いてももっと聴きたくなる楽曲で、メンバーみんな「うれしい!」って言ってくれてるので、私はすごく安心してます。
BEYOOOOONDSはサプライズの連続
―BEYOOOOONDSの楽曲には、萌花さんのピアノや、清野桃々姫さんのヒューマンビートボックスのように、メンバーの個性がふんだんに盛り込まれていますよね。しかも、一岡さんの鉄道好きみたいに、パフォーマンス自体には関係なさそうなものでもどんどん楽曲に取り込まれていくのが面白いですね。
山﨑:BEYOOOOONDSは、メンバーの強すぎる個性があるからこそ生まれた楽曲がたくさんあるのでうれしいですね。私からもいろいろ提案したいぐらいメンバーの個性をもっと楽曲に入れてほしいし、私も自分のことを入れてもらえるような個性をつくりたいと思います。
―今、一番提案したいメンバーの個性はありますか。
山﨑:前田こころちゃんだったら、曲中でいきなり空手をやり始めたり、一岡伶奈ちゃんが電車の豆知識を言っているように、高瀬くるみちゃんが野菜の豆知識を披露したら面白いなって思います。
―それはなんだか実現しそうな気がしますね。ところで、この1年間は映像で残っているものを見るだけでも、みなさん、けっこう泣いていますよね。
3人:あ~。
小林:BEYOOOOONDSはけっこうサプライズ発表が多くて、感情を一気に持っていかれることがよくあるので、泣き虫な子はどうしても泣いちゃいます。
―そういうのを見てるだけでもすごくドラマチックだなと。
小林:ストーリー性がありますよね。
―そういうサプライズの連続って本人たちとしてはどうなんですか。
一岡:私はサプライズが割と好きなのでうれしいんですけど、今年はサプライズの頻度が高いですね。例えば、メジャーデビューの発表があったイベントは元々、「眼鏡の男の子」のMVをみんなで観るという流れだったんです。そんなタイミングでの発表は全く予想してなかったので、あとでそのときの映像を観て、「ああ、こんな感じだったんだなあ」ってなんか面白いと思いました。
山﨑:サプライズの発表は多いので、「今日は何かあるのかな?」ってけっこう勘ぐっちゃうんですけど、そういうときに限って何もなかったり、逆に「何もないだろう」っていうときにいきなり発表があったりするので、すごくお上手だなって(笑)。
一岡&小林:「お上手だな」(笑)。
3人が考えるBEYOOOOONDSらしい曲とは?
―(笑)それでは、BEYOOOOONDS初のフルアルバム『BEYOOOOOND1St』について伺いたいと思います。これは本当に素晴らしい作品ですね。今年聴いたなかで一番好きなアルバムかもしれないです。
3人:ええ~、ありがとうございます!
一岡:このアルバムはBEYOOOOONDSの個性がふんだんに盛り込まれているし、曲数も多いように見えますけど、BEYOOOOONDSの個性を表現するにはまだまだ足りないなって思います。
―17曲72分も入ってるのに!
一岡:あと、今回は個性が違う曲が揃っていて、例えば、初のバラード(「伸びしろ~Beyond the World~」)に挑戦していたり、BEYOOOOONDSらしい「きのこたけのこ大戦記」みたいな曲もあって、ひとつに絞れないぐらい全部の曲が好きなんですけど、平井美葉ちゃん、小林萌花ちゃん、里吉うたのちゃんの3人の楽曲が入っているのも私的には胸アツだなって思います。

Photo by Yoko Yamashita
―では、みなさんが思う、今一番BEYOOOOONDSらしい曲ってどれだと思いますか。
3人:う~ん……。
小林:迷う……!
一岡:やっぱり、BEYOOOOONDSにしか歌えないなって思うのは「きのこたけのこ大戦記」ですね。1曲のなかに大きな流れがあって、最後は大合唱で終わるっていう。なんかもう、この曲は耳で聴くだけでは伝わらない部分が多いと思うので、早く振付がついたものを見ていただきたいなって思います。
―一岡さんの意見に異論はないですか。
小林:私も「きのこたけのこ大戦記」かなって思います。私の予想だと、振付はCHICA#TETSUと雨ノ森川海がきのこ派とたけのこ派に分かれて、(オーディション組の)私たち3人は傍観者みたいな立場になると思うんですよ。そうすることでBEYOOOOONDSの3本柱みたいなものが見えてくると思うし、おそらく平井美葉ちゃんと里吉うたのちゃんが踊る場面もあると思うんです。あと、私はこの曲でピアノのレコーディングをさせていただいてるのでピアノを弾く場面もきっとあると思うし、この曲はBEYOOOOONDSの多面性が一番盛り込まれていると思います。
―夢羽さんもやっぱり「きのこたけのこ大戦記」ですか。
山﨑 別に2人に反対するわけではないんですけど(笑)、私が一番BEYOOOOONDSっぽいなって思うのは「元年バンジージャンプ」です。私たちは令和元年にメジャーデビューさせていただいたこともあって、「元年」とか、「ビヨンビヨーン」という言葉が歌詞に入っていますし、BEYOOOOONDSがこれまでに一番歌ってきている「眼鏡の男の子」に関連するセリフも入っていたりして、BEYOOOOONDSがいっぱい入った楽曲だと思います。
「自分のなかで架空の”タロウくん”をイメージしてみて」
―BEYOOOOONDSの楽曲は寸劇も大事な要素のひとつですが、セリフのレコーディングで苦労したエピソードはありますか。
一岡:舞台だったら体の動きとか顔の表情を使って感情を伝えられると思うんですけど、楽曲だけになると声でしか伝えられないので難しいですね。例えば、私は「元年バンジージャンプ」で山﨑夢羽ちゃんに「今日こそあの眼鏡の男の子を綺麗さっぱり忘れるわよ!」って言う場面があるんですけど、いかに説得力をもって言えるかけっこう苦戦して、2~3回録り直しました。「眼鏡の男の子」でもニュアンス的に似たようなセリフを言っているので、ディレクターさんからは「言い慣れてるねえ!」って言っていただけたんですけど、BEYOOOOONDSの楽曲には絶対にセリフが入っているので、これからも声の表現力を高めていきたいと思います。
小林:平井美葉ちゃんと里吉うたのちゃんと小林は、今回のアルバムで初めてセリフをレコーディングしました。そのなかでも「きのこたけのこ大戦記」で注目してほしいところがあって、間奏で将棋風の解説をするところがあるんですけど、そこでだいぶはっちゃけたのが自分のなかで印象に残っていて、今までにないぐらいの声を出しているので注目していただきたいと思います。
―夢羽さんがセリフでこだわったところはありますか。
山﨑:私の声はかわいくなくてわりと強めな声なので、「眼鏡の男の子」のセリフは最初、「全然恋しているように聞こえない」ってディレクターさんに言われてしまって、「自分のなかで架空の”タロウくん”をイメージしてみて」とアドバイスされたりしました。あと、タイトルにもなってる<眼鏡の男の子>っていう歌詞は「もっと弾けて歌って」と言われたし、セリフも大変でしたけど、私は歌の表現のほうが難しかったです。でも、私は昔から歌に強弱がなくて、ずっと一定の歌い方だったんですけど、BEYOOOOONDSに入ったことでちょっとずつ成長できてるなって思います。
―確かに、「してる!」のひと言で恋する思いを表現するのはなかなか難しいですよね。
山﨑:そうですね。「してる!」の前に西田汐里ちゃんのセリフがあって、「そこにカブるぐらいの感じで言って」と言われたので、最初は感情とか何も考えずに「言わなきゃいけない!」っていう意識しかなかったのでパッとしなかったんですけど、やってるうちに「(恋を)してそうだな!」って思えるようになったのでよかったです。
―歌い重ねていくうちにセリフの雰囲気も変わっていくんですね。
山﨑:変わってきてます。特に「眼鏡の男の子」は長い間歌わせていただいてるので、一番最初に中野サンプラザで歌ったときの映像を最近見たら全然違くてびっくりしました。
小林:「眼鏡の男の子」の寸劇の場面では、私たち3人はステージ袖にいるんですけど、1年間観てきたなかで「あ! 今日はここが変わってる!」って気づくときがあったりして、どんどん成長しているのがすごくわかるので毎回楽しいです。
―袖から観ている人ならではの意見ですね。
小林:島倉りかちゃんも、最初の頃に比べてお嬢様感がマシマシになってるし、みんな”キュンキュンしてる女の子”の演技が成長してると思います。
「アイドルの新たな概念をつくっていきたい」
―ところで、つい先日、こぶしファクトリーのインタビューをしたときに、広瀬彩海さんが「BEYOOOOONDSのために自分たちが道を切り開いていきたい」とか、みなさんのことを妹とか娘ではなくて「孫として見てる」と話していましたよ。
3人:あはは!
―そういう話を聞いてどう思いますか。
一岡:今、こぶしファクトリーさんと一緒に舞台をやらせていただいてるんですけど、広瀬さんはいろんなことを気にかけてくださるんですよ。例えば、演技に関して困ってることがあったら、それを察していろんなアイデアを言ってくれたり。でも、「孫」っていうのは面白いですね。
小林:私はこぶしファクトリーさんのなかだと広瀬彩海さんとよくお話するんですけど、たしかに「孫」っていう言葉はしっくりきます。でも、私からすると「お母さん」っていうのも近いですね。広瀬さんは無償の愛みたいなものをくださって、「頑張ってね」とか「応援してるよ」っていう言葉からも私たちのことを温かい気持ちで受け入れてくださってるのを感じるし、パフォーマンスや演技の面でもすごく助けてくださって、本当に愛が伝わってきますね。
―今後、BEYOOOOONDSとしてどういう道を切り開いていきたいですか。
一岡:メジャーデビューが決まってからずっとみんなで言ってることなんですけど、アイドルの新たな概念をBEYOOOOONDSとしてつくっていきたいです。でも、そのためにはまだまだやらないといけないことがたくさんあるので、毎日一人ひとりが何かしらスキルアップしていけるようにしたいです。ツアーもやってみたいですし、大きい会場でのコンサートもやってみたいですし、ほかのアイドルの方が今までやってこなかったようなことができたらいいなと思います。具体的に何かというのはまだないんですけど、「BEYOOOOONDSがアイドルとして初の○○を!」みたいなことを成し遂げてみたいです!
―今の話を聞いてるだけでも、BEYOOOOONDSは本当に何か新しいことを成し遂げそうな気がします。
3人:ふふふ。
―いや、本当にそう思ってますよ。今から1年後もまた、全く想像できないような状況になっている予感がするので、これからの活動に期待しています。
3人:ありがとうございます!
<INFORMATION>

『BEYOOOOOND1St』
BEYOOOOONDS
Zetima
11月27日発売
1. OOOOOVERTURE
2. アツイ!
3. ニッポンノD・N・A!
4. 高輪ゲートウェイ駅ができる頃には
5. We Need a Name!
6. そこらのやつとは同じにされたくない
7. きのこたけのこ大戦記
8. 小夜曲”眼鏡の男の子”
9. 眼鏡の男の子
10. 恋のおスウィング
11. 文化祭実行委員長の恋
12. 元年バンジージャンプ
13. 恋愛奉行
14. GIRL ZONE
15. 都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて
16. Go Waist
17. 伸びしろ~Beyond the World~
http://www.helloproject.com/beyooooonds/