全国各地を昭和歌謡の坩堝へと誘っているNight Tempo。
Night Tempoの盟友である日本人DJ、hypeと香港のNeoncity Recordsを主宰するDaviouxxがオープニングDJで既に満員となったフロアを温め、19時過ぎにNight Tempoが登場。ご挨拶のマイク・パフォーマンスを済ませた後、お馴染みのオープニングBGMから、渡辺真知子「かもめが飛んだ日」のリエディットでDJセットがスタート。
老若男女入り混じるオーディエンスのボルテージは最初からマックス。公式リエディットでリリースした1986オメガトライブやWinkを挟みつつ、シティ・ポップ、昭和歌謡からアイドルまで、誰もが知る80年代の楽曲の数々を畳み掛けるようにプレイ。この来日ツアーの為に新たに制作したリエディットは50曲以上という。この東京公演セットリストも公開している。
クラブDJらしからぬ、今回のツアーで恒例となったオーディエンスからの質問コーナーでは、彼の攻めるDJプレイと、その穏やかな口調とのギャップで癒しのひと時。セット後半では彼を世界的に有名にした「Plastic Love」や杏里の公式リエディットなどアンセムの応酬。アンコールでは「赤いスイートピー」を大合唱。最後、杏里「悲しみが止まらない」のリエディットで2時間の幕が閉じた。
Night Tempoがこれでもかとフロアに投入し続ける昭和歌謡、そしてほぼ全ての曲でオーディエンスは大合唱。
<イベント情報>
2019年12月8日(日)代官山T-SITE展
「代官山夜韻カセットDJセット~Night Tempo 昭和グルーヴ・ツアー・アフターパーティー」
当日18時よりNight Tempo出演(チケットは完売)
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/music/11176-1630341120.html