デクラン・マッケンナは、英BBCの「Sound Of 2017」で候補者の1人になるなど期待の新人として注目を集め、当時18歳で日本デビューを果たした英国出身の社会派シンガー・ソングライター。2017年の1stアルバム『ホワット・ドゥ・ユー・シンク・アバウト・ザ・カー?』に続く今作は米ナッシュビルでレコーディングしており、プロデューサーにはジェイ・ジョイス(キャリー・アンダーウッド/リトル・ビック・チャーチ)、ミックスにはスパイク・ステント(エド・シーラン/ビョーク/ビヨンセ/フランク・オーシャン)を迎えている。
FIFA(国際サッカー連盟)の汚職と同年のサッカー・ワールドカップを批判した「ブラジル」、自殺してしまった10代のトランスジェンダーの子についての投稿にインスパイアされた「パラセタモール」、そして武器貿易問題への政治的偽善態度を痛烈に批判したチャリティー・シングル「ブリティッシュ・ボムス」など、デジタルネイティヴ世代/ジェネレーションZ世代という立場からあらゆる社会問題に切り込んできたデクラン。約3年ぶりとなるニュー・アルバム『ゼロス』は、SNSやフェイク・ニュース、脱真実などで構成された複数の混沌とした現実と、そのような現実からの疎外感や問題提起を独自の視点で歌う内容になるとのこと。
<リリース情報>

デクラン・マッケンナ
『ゼロス』
2020年5月15日全世界同時発売予定