トム・ミッシュはジャズ、ソウル、ヒップホップ、ディスコ等のジャンルを融合し、デ・ラ・ソウル、FKJ、マイケル・キワヌーカの他、星野源ともコラボしている。
ユセフはUKジャズの人気ユニット、ユセフ・カマールの一員。トムとユセフは同じ南東ロンドン出身であり、トムが初めてユセフを見かけたのは、実はトムがまだ9歳の頃、学校のタレントショーでユセフがドラムをプレイしていた時だった。そして2018年の夏、トムの『ジオグラフィー』のパーティーで再び出会い、クリエイティブな化学反応が起こり、このコラボ作へとつながったという。
「ユセフはどちらかと言うとエクスペリメンタル(実験的)なバックグラウンドを持っていて、ルースでクレイジーなアイディアの持ち主なんだ。そこに僕のキャッチーなメロディーのソングライティングテクニックを加えて、ユセフのアイディアをより普遍的に出来たと思う」と、トムは語り、ユセフは「俺達の両親は、これまで会ったことがなかったのに、今では俺達以上に会う程仲が良いんだ!この作品を通じて、同様な影響が世界の人々にもあって欲しいと願っているよ……特に、分裂しがちな現代だからこそね。2人の全く異なる音楽背景を持つミュージシャンによるコラボ作で、それを聴き取って欲しい」とコメントしている。
同郷ながらも、異なる音楽的背景を持つ天才2人の傑作は名門ジャズレーベルのブルーノートからリリースされる。アルバムの情報と共に、タイトル・トラックのシングル「What Kinda Music」も解禁され、同曲のミュージックビデオも解禁されている。監督はXXが務めている。

トム・ミッシュ&ユセフ・デイズ
『What Kinda Music』
2020年4月24日リリース
国内盤ボーナス・トラック4曲収録
シングル試聴/購入リンク
https://whatkindamusic.lnk.to/singleSo