ペットのミニロバとポニーと一緒に新型肺炎に関するアドバイスをソーシャルメディアに投稿した直後、アーノルド・シュワルツェネッガーはパンデミックに伴う医療物資不足を支援するため、100万ドル(およそ1億1000万円)を寄付した。
シュワルツェネッガーは、米クラウドファンディングプラットフォームGoFundMeのFrontline Responders Fundというキャンペーンへのリンクを自身のInstagramアカウントの投稿に貼り、情報を共有した。同キャンペーンは、マスクや防護服などの医療物資の病院への供給を支援するため、500万ドル(およそ5億5000万円)の寄付金を募ることを目標に掲げている。
「ソファに座ってこのひどい現状を嘆くことになるなんて、思ってもいなかった。でも、物事を良くするために、一人ひとりができることをするべきだと私はずっと信じてきた」と俳優で元カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガーはコメントした。「これは、病院という最前線で戦っている本物のアクションヒーローたちを守るシンプルな方法だ。私はその一員であることを誇りに思う」。
同キャンペーンへの寄付金は、最前線で働く医療従事者に支援物資を供給しているFlexport.orgに直接寄贈される。「この危機的状況における真のヒーローは、医師、看護師、病院のスタッフたちだ」とシュワルツェネッガーは言う。「私は、そんなヒーローのひとりを映画で演じているだけ」。
「ウイルスと戦う医療従事者の安全を確保するための保護具を提供する機会を与えられていると同時に、私たちにはそうするべき責任がある。だから、Flexport.orgの計画を聞いて、頭を悩ませずにすぐ賛同したよ」とシュワルツェネッガーは続ける。