2012年4月にリリースされたindigo la Endのデビュー作『さようなら、素晴らしい世界』でミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた川谷絵音。それから10年の歩みを経て、現在ではindigo la End、ゲスの極み乙女。、ジェニーハイ、ichikoroという4つのバンドを掛け持ち、さらにはDADARAYのプロデュース、ソロプロジェクト「美的計画」の展開、楽曲提供/プロデュースを行うなど、その多岐に渡る活動は多くの人に知られている。そこで今回はこれまで川谷が手がけた楽曲を一年ごとに一曲ずつ選んでもらい、その楽曲を紐解くことによって、この10年を振り返ってもらった。それぞれのプロジェクトが影響し合い、その独特すぎるキャリアが築かれて行ったことがよくわかるテキストになったと同時に、最後にはまたしてもの新たなバンド構想(?)も飛び出して、言葉の端々からはこれから先の10年も透けて見えるかもしれない。(文・金子厚武)

川谷絵音が選ぶ「10年間の10曲」
2012「素晴らしい世界」indigo la End
2013「キラーボール」ゲスの極み乙女。
2014「好きよ」SMAP
2015「夏夜のマジック」indigo la End
2016「シリアルシンガー」ゲスの極み乙女。
2017「イキツクシ」DADARAY
2018「片目で異常に恋してる」ジェニーハイ
2019「ジェニーハイラプソディー」ジェニーハイ
2020「チューリップ」indigo la End
2021「想いはらはらと」MISIA
3月25日発売の音楽カルチャー誌「Rolling Stone Japan vol.14」は同誌初のWカバー仕様。三浦大知とTempalayが表紙を飾る。特別付録はTVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」の描き下ろしスペシャルポスター。

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