ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、J・バルヴィン、デミ・ロヴァートなどのアーティストを抱えるブラウンのマネジメント会社SB Projectsをはじめ、イサカは複数の事業を展開するメディア企業だ。
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3月にビッグヒットエンターテインメントから社名を変更したHYBE(ハイブ)もイサカ同様に音楽レーベル、マネジメント、音楽出版サービスはもちろん、さまざまなIT、ライフスタイル、ゲーム関連の事業を幅広く展開している。HYBE傘下のレーベルにはBTSをはじめ、SEVENTEENやTXTといった世界的なK-POPアーティストが所属している。
今回の買収の金銭面の条件は明らかにされていないものの、ブラウンはHYBEの取締役に就任する予定だ。Big Machine Label Groupのスコット・ボーチェッタは、引き続き同レーベルのCEOを務める。
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「アーティストのキャリアのスタート地点からHYBEの画期的なシステムとキュレーションが米国市場に組み込まれるのは、今回が初めてです」とブラウンは声明を発表した。「それに加えてHYBEは、私たちと提携しているアーティストのキャリアを今後さらに飛躍させるサポートをしてくれます。今回のパートナーシップによってアーティストがグローバル市場で活躍するチャンスはますます拡大するでしょう。これは私たちが歴史をつくり、音楽業界そのものを革新させ、大きく変えるチャンスです。今後、長きにわたってもたらされる音楽業界への影響は計り知れないものとなるでしょう。パン・シヒョク会長の友情とアーティストの創造性に満ちたキャリアをサポートすることへの意欲に心から感謝します」
HYBEのパン・シヒョク会長兼CEOも次のようにコメントした。「これは必然の連携であり、誰も想像することができなかった新しい冒険の始まりでもあります。
From Rolling Stone US