次世代を担うミクスチャーロックバンド、鋭児はフジロック1日目、RED MARQUEEのトップバッターを飾った。彼らは昨年フジロックの「ROOKIE A GO-GO」に出演、その後、メインステージのいずれかに出演するアーティスト1組を決定する企画「FRF23 出演権獲得！目指すはメインステージ！」で、出演権を獲得した。
【ライブ写真を見る】RED MARQUEEのステージに立つ鋭児
ーRED MARQUEEのステージ、どうでしたか？
菅原：フジロックって神聖な場所だなと。そういうパワーみたいなものを感じました。
御厨：実績をつけられたっていうのは、めっちゃ嬉しいです。その一方で、自分自身、このバンドで本当にどこに行きたいのか？っていうことも、あらためて考えないといけないなと思いました。前向きな意味として。
菅原：お客さんが4人しかいなかった4年前のことを考えると、ようやくここまで来たかという気持ちはあります。僕とキーボードの（藤田）聖史は付き合いが一番古いんですけど、昔はこんな未来想像してなかったよねって話を本番前にしました。いざステージに立って激しい曲で飛ばしつつ、「波動」という曲をやる予定だったんですけどその曲の前に（響一が）話したMCがむちゃくちゃ熱い内容で、バンド的に「これじゃチルい曲の波動に行けない」ってなり、急遽JAM SESSION をすることになってそれもライブならではでした。
御厨：今の時代は曲単体でなく、誰がそのメッセージを発信しているか、アーティストの前に1人の人間なので言ってることと、やってる音楽の整合性の取れなさとか、そういうところをもっと注意するべきだなと考えるきっかけになりました。
菅原：俺もテンパってたからね。みんな自分のことで精一杯だったところはあったかも。まあ、ちゃんと俺らはね、メンタル面を鍛えとかなきゃダメですよ。そういう事を感じる大きなステージでした。RED MARQUEEは。
ーでも、そういう危うさみたいなものがバンドにいい緊張感をもたらすケースもあるわけですし、ライブの最後に披露した「銀河」というドラマチックな曲とか素晴らしかったですよ。
菅原：「銀河」はこのバンドで一番最初に出したミュージックビデオで、2020年夏コロナ禍ですが100人以上集めて、これから鋭児やってくぞ！って一致団結して作ったんです。そのとき携わってくれた監督やカメラマンたちが、フジロックのライブで再集結したんです。
ーいい話じゃないですか！
御厨：そうですね。仲間たちとやれて嬉しかったです。あとはやっぱりあれですね、なんか、歌うことが、うん、昔は身近な仲間に向けてただただ音楽が好きで好き勝手歌っていればよかったんですけど、今って、誰に向かって歌えばいいかわからない時がたまにあって。気づけばお客さんに歌ってるっていう感覚になっちゃうんですよ。
菅原：俺はライブ中、お客さんの笑顔をちゃんと見れました。やっぱり自分が幸せにならないと、この世界も幸せに見られないと思うんです。いつも俺らのライブに来てくれるお客さん、友達、これまで出会った人たちがみんな RED MARQUEEにいたので、超いい景色でした。
Photo by Utsunomiya
ー今回のライブって持ち時間50分だったんですよね。邦楽のフェスだともっと短いイメージがあったので、その点もフジロックならではの醍醐味だなと。
菅原：最近ギターの（及川）千春とよく言ってるのは、35分じゃ物足りないよねって。50分は起承転結がちゃんとまとまりやすい時間だと思います。今回もアッパーなものから、チルいもの、エレクトロでダンサブルなもの、またフジロックに向けて新曲も2曲作って演奏して、最新の状態の鋭児を届けらればとは思いました。
ーフジロックということフェスにまつわる質問をさせてください。
菅原：つくばロックフェスです。一番最初に鋭児がで出たフェスなんですけど、毎年呼んでいただいて、今年が3回目だったんですけど、初めて一番大きいステージでやらせてもらって。めっちゃロケーションもよくて、思い出深いです。
御厨：RUSH BALLに出た時は楽しかったです。JESSEさんがライブ見てくれて。JESSEさんに憧れてバンド始めて昔から好きだったので、それも印象に残ってます。
ー自分たちのライブパフォーマンスで大事にしていることは何ですか？
御厨：俺は嘘をつきたくないです。ただ、自分が思ってることをストレートに伝えて世の中すべてに受け入れてもらえるかどうかは分からないので、アーティストとして説得力が持てるように。あと鋭児って「生」が大事で。皆でジャムるとか。
菅原：ライブの時に同期は使わないので。
Photo by Masato Yokoyama
FUJI ROCK FESTIVAL 23
2023年7月30日（日）：新潟県 湯沢町 苗場スキー場
公式サイト：https://www.fujirockfestival.com/
＜INFORMATION＞
2023年7月クール テレビ朝日ドラマ『アラウンドクォーター』オープニングテーマ
New Single「PEGASUS」
https://orcd.co/age-pegasus
『SONIC MANIA』
2023/8/18(金) @幕張メッセ
『HEADLINING TOUR 2023 SUMMER』@心斎橋ANIMA
出演：鋭児
日程：2023/9/8（金） OPEN 18:00 / START 19:00
会場：心斎橋ANIMA
料金：前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500 + 1d(¥600)
チケット：下記販売サイトよりご購入いただけます
【鋭児公式チケットサイト】
www.age-official.shop
【チケットぴあ】
https://w.pia.jp/t/age-to/
【e +】
https://eplus.jp/age/
『HEADLINING TOUR 2023 SUMMER』@渋谷WWWX
出演：鋭児
日程：2023/9/15（金） OPEN 18:00 / START 19:00
会場：渋谷WWWX
料金：前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500 + 1d(¥600)
チケット：下記販売サイトよりご購入いただけます
【鋭児公式チケットサイト】
www.age-official.shop
【チケットぴあ】
https://w.pia.jp/t/age-to/
【e +】
https://eplus.jp/age/
声出し解禁＋マスク無しで迎える久々のフジロック。鞭のようなビートで弾けまくったかと思えば、静と動を行き来するスケールの大きさも見せつけ、緩急自在のロックでトップバッターの役割を果たしたのだった。御厨響一（Vo）、菅原寛人（Ba）にインタビューを実施した。
【ライブ写真を見る】RED MARQUEEのステージに立つ鋭児
ーRED MARQUEEのステージ、どうでしたか？
菅原：フジロックって神聖な場所だなと。そういうパワーみたいなものを感じました。
御厨：実績をつけられたっていうのは、めっちゃ嬉しいです。その一方で、自分自身、このバンドで本当にどこに行きたいのか？っていうことも、あらためて考えないといけないなと思いました。前向きな意味として。
菅原：お客さんが4人しかいなかった4年前のことを考えると、ようやくここまで来たかという気持ちはあります。僕とキーボードの（藤田）聖史は付き合いが一番古いんですけど、昔はこんな未来想像してなかったよねって話を本番前にしました。いざステージに立って激しい曲で飛ばしつつ、「波動」という曲をやる予定だったんですけどその曲の前に（響一が）話したMCがむちゃくちゃ熱い内容で、バンド的に「これじゃチルい曲の波動に行けない」ってなり、急遽JAM SESSION をすることになってそれもライブならではでした。
御厨：今の時代は曲単体でなく、誰がそのメッセージを発信しているか、アーティストの前に1人の人間なので言ってることと、やってる音楽の整合性の取れなさとか、そういうところをもっと注意するべきだなと考えるきっかけになりました。
菅原：俺もテンパってたからね。みんな自分のことで精一杯だったところはあったかも。まあ、ちゃんと俺らはね、メンタル面を鍛えとかなきゃダメですよ。そういう事を感じる大きなステージでした。RED MARQUEEは。
ーでも、そういう危うさみたいなものがバンドにいい緊張感をもたらすケースもあるわけですし、ライブの最後に披露した「銀河」というドラマチックな曲とか素晴らしかったですよ。
菅原：「銀河」はこのバンドで一番最初に出したミュージックビデオで、2020年夏コロナ禍ですが100人以上集めて、これから鋭児やってくぞ！って一致団結して作ったんです。そのとき携わってくれた監督やカメラマンたちが、フジロックのライブで再集結したんです。
ーいい話じゃないですか！
御厨：そうですね。仲間たちとやれて嬉しかったです。あとはやっぱりあれですね、なんか、歌うことが、うん、昔は身近な仲間に向けてただただ音楽が好きで好き勝手歌っていればよかったんですけど、今って、誰に向かって歌えばいいかわからない時がたまにあって。気づけばお客さんに歌ってるっていう感覚になっちゃうんですよ。
それはいいことだと思うんですけど、自分の音楽がビジネスになりすぎてしまうのが嫌なのかもしれません。より大きいステージに立って、より多くの人に届けたい気持ちもあるんですけどね。難しいですね。
菅原：俺はライブ中、お客さんの笑顔をちゃんと見れました。やっぱり自分が幸せにならないと、この世界も幸せに見られないと思うんです。いつも俺らのライブに来てくれるお客さん、友達、これまで出会った人たちがみんな RED MARQUEEにいたので、超いい景色でした。
Photo by Utsunomiya
ー今回のライブって持ち時間50分だったんですよね。邦楽のフェスだともっと短いイメージがあったので、その点もフジロックならではの醍醐味だなと。
菅原：最近ギターの（及川）千春とよく言ってるのは、35分じゃ物足りないよねって。50分は起承転結がちゃんとまとまりやすい時間だと思います。今回もアッパーなものから、チルいもの、エレクトロでダンサブルなもの、またフジロックに向けて新曲も2曲作って演奏して、最新の状態の鋭児を届けらればとは思いました。
ーフジロックということフェスにまつわる質問をさせてください。
観客や出演者として、今も深く印象に残ってるフェスはありますか。
菅原：つくばロックフェスです。一番最初に鋭児がで出たフェスなんですけど、毎年呼んでいただいて、今年が3回目だったんですけど、初めて一番大きいステージでやらせてもらって。めっちゃロケーションもよくて、思い出深いです。
御厨：RUSH BALLに出た時は楽しかったです。JESSEさんがライブ見てくれて。JESSEさんに憧れてバンド始めて昔から好きだったので、それも印象に残ってます。
ー自分たちのライブパフォーマンスで大事にしていることは何ですか？
御厨：俺は嘘をつきたくないです。ただ、自分が思ってることをストレートに伝えて世の中すべてに受け入れてもらえるかどうかは分からないので、アーティストとして説得力が持てるように。あと鋭児って「生」が大事で。皆でジャムるとか。
菅原：ライブの時に同期は使わないので。
みんなの呼吸を合わせてやるのが大事です。メンバーとは付き合い長くなってきたんですけど、 割と毎回新鮮な気持ちで演奏できるというか、音楽に向き合えるんですよ。響一も含めて、衝突することもあるけど、みんなで支え合ってやってる。例えば、俺はドラムの（市原）太郎ちゃんには同じリズム隊としてビート面でも支えてもらってるし、メンタル面でも支えてもらってるんだなってことを、フジロック前に電話して話して気づいて。 お互いの呼吸や繋がりを大事にしているバンドです。今回のライブを踏まえてさらにチームとしても一皮剥けたと思うので、9月に大阪と東京でワンマンやるので気になったらぜひ来てください！
Photo by Masato Yokoyama
FUJI ROCK FESTIVAL 23
2023年7月30日（日）：新潟県 湯沢町 苗場スキー場
公式サイト：https://www.fujirockfestival.com/
＜INFORMATION＞
2023年7月クール テレビ朝日ドラマ『アラウンドクォーター』オープニングテーマ
New Single「PEGASUS」
https://orcd.co/age-pegasus
『SONIC MANIA』
2023/8/18(金) @幕張メッセ
『HEADLINING TOUR 2023 SUMMER』@心斎橋ANIMA
出演：鋭児
日程：2023/9/8（金） OPEN 18:00 / START 19:00
会場：心斎橋ANIMA
料金：前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500 + 1d(¥600)
チケット：下記販売サイトよりご購入いただけます
【鋭児公式チケットサイト】
www.age-official.shop
【チケットぴあ】
https://w.pia.jp/t/age-to/
【e +】
https://eplus.jp/age/
『HEADLINING TOUR 2023 SUMMER』@渋谷WWWX
出演：鋭児
日程：2023/9/15（金） OPEN 18:00 / START 19:00
会場：渋谷WWWX
料金：前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500 + 1d(¥600)
チケット：下記販売サイトよりご購入いただけます
【鋭児公式チケットサイト】
www.age-official.shop
【チケットぴあ】
https://w.pia.jp/t/age-to/
【e +】
https://eplus.jp/age/
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