私立恵比寿中学が1月6日(土)、7日(日)に、恒例イベント「大学芸会」ワンマンライブ「私立恵比寿中学 新春大学芸会2024~高く飛ぶ竜と僕らのその先~」をぴあアリーナMMにて2DAYS開催した。本記事では、2日目となる7日(日)のオフィシャルレポートを掲載する。


【画像】私立恵比寿中学、初のぴあアリーナ公演ライブ写真(全14枚)

2024年の記念すべき新たな門出となる一発目のライブは「高く飛ぶ竜と僕らのその先」というタイトルにもある通り、2023年、新体制の10人で駆け抜けた彼女たちの成長とその先の未来を体現してくれる公演となった。

大きな鳥居が目を惹く新年を象徴するステージの格子から、振袖の可愛らしい衣装でメンバーが登場するとパワフルに「Family Complex」からスタート。中山の「始まりました! 新春大学芸会! 私たちと最高の思い出作りましょう~!」の掛け声で「ラブリースマイリーベイビー」へ。「みんなのもとに会いに行くよ~」と仲村の合図で、トロッコに乗り込み私立恵比寿中学パワーを届けると、そのまま「イヤフォン・ライオット」を披露。再びステージに戻り、「えびぞりダイアモンド!!」をエネルギッシュに歌い上げ、新年早々私立恵比寿中学らしい華やかなパフォーマンスで会場を盛り上げた。

自己紹介コーナーをはさみ、和太鼓の演奏がスタート。
和太鼓のサウンドとメンバーの歌声が相乗効果を生み出し、そこにライブならではの迫力が加わり圧倒的な空間が演出される。和太鼓の音に合わせ全員で迫力のあるダンスを披露すると、そのまま「大漁恵比寿節」を力強くパフォーマンス。続く「梅」ではメンバーの中山が大太鼓、小林、風見が中太鼓、安本、星名が小太鼓を叩きながら披露すると新年らしい「和」テイストな楽曲と太鼓との活力みなぎるパフォーマンスに会場は圧倒される。VTRで披露された風見の今年の抱負「切磋琢磨」をキーワードに「みんな横一列で切磋琢磨していきたい!」と本日の「サドンデス」はなんと全員セーフ。本来曲中のダンスパートで次々とメンバーが脱落していく展開が人気の一曲だが、異例の展開に「おぉ~!」と驚きの声が溢れ、会場は拍手喝采の大盛り上がりをみせる。続いて「ザ・ティッシュ~止まらない青春~」に入ると、トロッコに乗り込みお年玉ならぬ新春大学芸会特製お年ティッシュをファミリーに配り、そのままのパワーで「使ってポートフォリオ」へ。


高学年メンバー(真山・安本・星名・小林・中山)だけがステージに残るとそれぞれの抱負を語る。安本が「今年も、いっぱいオリジナルの曲を作って、みんなに届けたいのと、そこで学んだことを、エビ中に還元できるように頑張ります!」と意気込み、星名の「次のコーナーへ!」の合図で、衣装チェンジした低学年メンバー(桜木・小久保・風見・桜井・仲村)がステージに登場。「さよなら秘密基地」を5人でパフォーマンスすると、低学年メンバーユニット新曲「STAY POP」を可愛らしさ満開に披露する。続く高学年メンバーが「あたしきっと無限ルーパー」で登場すると、こちらもメンバーユニット新曲「Hello another world」へ。高・低学年メンバーで分かれてユニットという新しい一面をみせると、ソロダンスパフォーマンスへ。メンバーの個性溢れるダンスで会場を魅了すると、そのまま2月28日リリースの8枚目アルバム『indigo hour』からプレリードトラック第一弾「BLUE DIZZINESS」をキュートなダンスでクールに披露した。


安本が「披露した「BLUE DIZZINESS」やユニット新曲は2月のアルバムにも収録されますので、ぜひ皆さん発売を楽しみにしてください~!」と告知をはさむと、風見の「音楽に身を任せてゆったりとお楽しみください~」の掛け声で「ヘロー」、「お願いジーザス」、アカペラから始まる「Anytime, Anywhere」を爽やかに歌いあげ優しい空間を作り出した。メンバーの大喜利コーナーのVTRをはさみ、ファミリーを和ませると、橋本しん(sin)率いるエビ中バンドと共に新衣装で弾けるようにステージに登場。「ポップコーントーン」、「大人はわかってくれない」バンド紹介をはさみ「君のままで」、「MISSION SURVIVOR」そしてメジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」とエビ中を彩ってきた代表曲を続けて披露し、会場の熱気は最高潮に。

私立恵比寿中学が初のぴあアリーナ2DAYS開催、14000人とともに新年の幕を開ける

私立恵比寿中学(Photo by 中島たくみ)

安本の「わたし達の未来が、そしてみんなの未来が、明るく高く高く飛躍できる一年になりますように」の合図で「ジャンプ」をオリジナルの逞しさに、エビ中・ファミリーの未来を後押しするような優しさをさらに加えパフォーマンス、中山が「楽しかったね~!! 2024年本当に良いスタートを切れたんじゃないかなと思えるライブになったと思います! ありがとうございました!」と会場に伝え、ステージを後にした。

アンコールに答え「元気しかない!」を歌いながらアリーナ後方からメンバーがサプライズ登場。ファミリーが興奮しているとステージに戻った真山が「ウェイ! ウェイ! したくないですかー?」と煽り、会場が「ウェーイ!」と答え、1月6日(土)より放送スタートしたTVアニメ『マッシュル-MASHLE-神覚者候補選抜試験編』のエンディングテーマ曲「トーキョーズ・ウェイ!」を披露。
ステージ上に特大なミラーボールが登場すると、色っぽくシュールに表現し、魔法にかかったような空間を作り出した。「トーキョーズ・ウェイ!」は本日0時より先行配信がスタートしており、収録された15枚目のシングルは1月31日に発売されることも発表された。

仲村が「次の曲が本当に本当に最後の曲になります。私たちは、もっともっと上を目指していきます! 私たちまだまだ頑張ってる途中!」と合図すると「頑張ってる途中」を力いっぱい届けた。最後のMCでは、今年の春ツアー開催が発表され、真山が「私たち今年、結成15周年を迎えますので、ファミリーと一緒にエビ中15周年頑張ったね~!って走り切れるような一年にできたらいいなと思います!」と決意と共に感謝の言葉を伝え、新年一発目のライブを締めくくった。

「私立恵比寿中学 新春大学芸会2024~高く飛ぶ竜と僕らのその先~」
2024年1月7日(日)ぴあアリーナMM
セットリスト
1. Family Complex
2. ラブリースマイリーベイビー
3. イヤフォン・ライオット
4. えびぞりダイアモンド!!
5. 大漁恵比寿節
6. 梅
7. サドンデス(新春大学芸会2024 ver)
8. ザ・ティッシュ~止まらない青春~
9. 使ってポートフォリオ
10. さよなら秘密基地 -低学年メンバーユニット曲-
11. STAY POP(新曲) -低学年メンバーユニット曲-
12. あたしきっと無限ルーパー -高学年メンバーユニット曲-
13. Hello another world(新曲) -高学年メンバーユニット曲-
14. BLUE DIZZINESS
15. ヘロー
16. お願いジーザス
17. Anytime, Anywhere
18. ポップコーントーン
19. 大人はわかってくれない
20. 君のままで
21. MISSION SURVIVOR
22. 仮契約のシンデレラ
23. ジャンプ

En1. 元気しかない!
En2. トーキョーズ・ウェイ!
En3. 頑張ってる途中

<リリース情報>

私立恵比寿中学
15th Single『トーキョーズ・ウェイ!』
2024年1月31日リリース
https://shiritsuebisuchugaku.lnk.to/Tokyosway_CD

私立恵比寿中学
8th Album『indigo hour』
2024年2月28日リリース
予約ページ:https://shiritsuebisuchugaku.lnk.to/indigohour_CD
詳細ページ:https://www.shiritsuebichu.jp/official/pc/discography/indigo-hour.html

<ライブ情報>

「私立恵比寿中学 15th Anniversary Tour 2024~the other side of indigo hour~」
4月20日(土)千葉・市川市文化会館大ホール
4月21日(日)埼玉・大宮ソニックシティ大ホール
4月29日(祝月)宮城・仙台銀行ホールイズミティ21大ホール
5月12日(日)福岡・福岡市民会館大ホール
5月25日(土)新潟・新潟テルサ
5月26日(日)神奈川・カルッツかわさき ホール
6月1日(土)北海道・札幌文化芸術劇場hitaru
6月8日(土)愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール
6月15日(土)茨城・水戸市民会館グロービスホール
6月16日(日)東京・NHKホール
7月6日(土)※後日発表
7月15日(祝月)栃木・大正堂くろいそみるひぃホール大ホール
7月21日(日)東京・TOKYO DOME CITY HALL
7月27日(土)大阪・NHK大阪ホール
7月28日(日)大阪・NHK大阪ホール
※その他詳細は後日公式HPにて発表

私立恵比寿中学オフィシャルサイト http://www.shiritsuebichu.jp/