吉乃が1月22日にメジャー1stアルバム『笑止千万』をリリースした。2019年より歌い手としての動画投稿を開始し、2024年10月4日にシングル「ODD NUMBER」でメジャーデビュー。
初のフルアルバムとなる本作には、ナナホシ管弦楽団、みきとP、カンザキイオリら気鋭ボカロPを中心とした豪華作家陣が集結。確固たる芯を貫きながら変幻自在の歌声で楽曲に寄り添う、彼女の名刺代わりにふさわしい一作に仕上がっている。同作の制作エピソードを軸に、「歌ってみた」ではない自身のオリジナル楽曲で追い求めた表現、ネット音楽シーンへの率直な思い、そして未来への覚悟を語ってもらった。

-1stアルバム『笑止千万』リリースから一週間強が経ちましたが(※取材は1月末に実施)、リスナーからのリアクションはいかがですか?

「ババロア」が人気だなあと思います(笑)。あとは、このサブスクの時代に現物を手に取ってくれる人がたくさんいてすごく嬉しいです。わたしにとって宝物のような記念すべき1stアルバムなので、それをみんなにも良いって言ってもらえて幸せですね。

-それまで吉乃さんだけのものだった楽曲たちが、リリースを機に空気に触れたわけで。それは「歌ってみた」の動画を公開するのとは感覚が違うのかなと思うのですが。

これまでは自分が一次創作者になる場面がそんなになかったので、レコーディングの時から不安はありました。カバーは自分なりの解釈を含みつつ本家になぞらえて歌うけど、オリジナル楽曲は何をやってもいいからこそ、考えることが多くて。勉強になりましたし、これからもっと練習しないといけないなと思います。

-「歌ってみた」では、敷かれたレールにどう寄り添うか、あるいはどう裏切るかによって個性を発揮できるけれど、オリジナル曲では自分で道を作らなきゃいけないですもんね。


そうですね。それに、私はやっぱりライブが好きなので。レコーディングでも、どうしてもライブっぽい表現に寄っていっちゃうんです。でも、音源として残すならそれを抑えないといけない瞬間があって。

-ライブでの歌唱力を評価するときによく「口から音源」みたいな言い回しが使われますけれど、吉乃さんの場合はライブと音源を切り離して考えていると。

もちろん歌唱力は「口から音源」が理想だとは思いますけれど、音源とまったく同じ表現をするのであれば、カラオケでいいじゃんってことになるじゃないですか。私が歌って、観客の皆さんがリアクションをしてくれて、それを見た私がさらに何かを返したくなる。そういうライブでしかできない表現があるので。とはいえ、まだ私はオリジナル楽曲を背負ってのワンマンはやったことがないので、次回のライブはそれを体現できればと思っています。

-音源はある意味で一方的に届けるものだけど、ライブはオーディエンスと一緒に作り上げるものだということですね。

はい。今回のアルバムでも、みんなで歌うパートがある楽曲を作っていただいて。
Guianoさんの「BAD MAD」は特にわかりやすいコールアンドレスポンスがある曲なんですけれど、オーダーする時に「世界を憎んでしまいそうになることもある中で、綺麗事を信じたいと思える楽曲にしてほしいです」ってお願いしていたんです。だから、そのコールアンドレスポンスを歌っている間だけは一人じゃないって思えるようにしたくて。そういう要望はいろいろ伝えてましたね。

-「KAMASE!!」もライブをイメージしやすい曲ですよね。

まさに。先行配信シングルをどの楽曲にしようか決める時に、ライブをやるにあたって知っておいてほしい楽曲という意味で「KAMASE!!」にしました。みんなでワーッとなれる曲、ライブが楽しい曲が「KAMASE!!」かなって。

-そういったライブへの意識も含めて、今作『笑止千万』はアルバム全体としてどのような作品を目指して制作されたのでしょうか?

笑止千万っていう言葉には、「くだらないこと」「非常に馬鹿馬鹿しいこと」っていう意味があるんですけれど、世間一般から見れば馬鹿馬鹿しくて切り捨ててしまいたくなるような物事にこそ、大事なことがあるんじゃないかなって思っていて。

私、昔から「メンヘラ」とかそういう言葉があまり得意ではなくて。自分が落ち込んでいる時に「メンヘラじゃん!」って言われるような環境にいて、それは違うんじゃないかって当時から思っていたんです。病んでいるのにはそれぞれ理由があるじゃないですか。私自身、「そんなことで?」って思われるようなきっかけで気に病んで、歌を歌い始めましたし。
今もこういう活動をしていく上で絶対に譲れない部分があって、くだらないことに必死になってるって思われたとしても、やりたいことがあるんです。

今回のアルバムには、「まったく私らしくない楽曲」っていうのがなくて。「サンドペーパー・ムーン」はまさに「吉乃らしい楽曲をお願いします」ってオーダーしていたり。どの楽曲の歌詞も、私の心情にすごく近いものなんですよ。だから、全曲を通して今お話ししたようなメッセージ性が表れたんじゃないかと思ってます。

-収録曲に度々「笑い」に関するフレーズが登場するのが印象的です。「空の笑顔 鏡のよう」(「エンドレス」)、「御託を笑い飛ばして」(「渇き」)、「皮肉なんて笑い飛ばせ」(「KAMASE!!」)など。これらは偶然なのでしょうか?

私から「こういう単語を入れてください」っていうお話はしていないので、偶然ですね。でも、私の強みって、何があっても最終的には笑って次に進めるところ、「最後に笑うのは絶対に私だ」と思いながら嫌なことや悔しいことをスルーできるところだと思うので。そういう歌詞を歌えたのは、たまたまとはいえなんだか嬉しいですね。『笑止千万』というタイトルもすごく悩んだ末にギリギリで決まったんですけれど、字面的にポジティブなものにはしたくて。マネージャーさんからも『笑止千万』が一番吉乃さんっぽいんじゃないかと言われて決めました。


-ジャケットアートの吉乃さんも、思いっきり笑ってますもんね。

獅冬ろうさんにお願いしたんですけれど、センターで私が爆笑しているジャケットにしてくださいとお願いしました。見るたびに可愛いなあと思っています(笑)。

-楽曲提供陣は、どのような基準でセレクトしたのでしょうか?

元々ファンでよく聴いていた方というのはもちろん、「○○さんの楽曲を自分の歌唱で表現したい」と思った方にお願いさせていただきました。あとは、「この方の楽曲をライブで歌ったら楽しそう」という基準があった気がします。色んなリファレンスや要望を作曲者さんたちに提出していく中で、「私、同じようなことばかり言ってないか?」って不安になるタイミングもあったんですけれど、それに対して皆さんがそれぞれのオリジナリティを発揮してくださったおかげで、同じようなことばかりを歌ってるアルバムにはまったくならなかったですね。「こういうアルバムにしよう」っていうイメージが事前にしっかり固まっていたわけではないんですけれど、最終的には同じテーマを持ちつつバリエーション豊かな楽曲が揃いました。

-全収録曲のインスト音源がpiaproで公開されているのも「歌ってみた」カルチャーへの愛着を感じさせます。吉乃さんの楽曲で「歌ってみた」が盛り上がったら熱いですよね。

そうなったら嬉しいですね。嬉しいし、怖くもあります。私より歌が上手い人もいっぱいいるだろうし……ビクビクしながら待っています(笑)。


-「歌ってみた」のみならず、ファンアートや歌詞の考察など、アーティスト以外も一緒に作品に参加して楽しむのがネット音楽カルチャーの大きな特徴なんじゃないかなと思います。

確かに。YouTubeのコメント欄でMVや歌詞について考察してくれるのは面白いし嬉しいです。ただ「この曲はこういう曲で……」っていう明言は、私からはしないようにしています。私には私なりの解釈があるけれど、聴く人によって捉え方も全然違うと思うので。

吉乃が語る『笑止千万』の手応え、重みのある表現を手に入れた新境地


二人の吉乃による共同作業

-『笑止千万』は、曲順も非常に巧みだと感じました。どのように決めていったのでしょう?

「ODD NUMBER」「転校性」「エンドレス」の冒頭3曲はすぐに固まりました。「ODD NUMBER」は私のメジャーデビュー曲でもあるし、一番「始まった感」がある楽曲。そして、「転校性」を制作してくださったみきとPさんはやっぱりボカロ界のレジェンドですし、私にとっても青春の存在で。私のファンの方が多い20~30代にも刺さるだろうと思っていました。その2曲でワクワクしてもらいつつ、ガラッと雰囲気の変わる「エンドレス」で「こういう歌を歌えるんだ」っていう意表を突くという狙いでした。

-僕もその3曲でまんまと心を掴まれました。


良かったです(笑)。そして「ババロア」は初期の段階で一番最後の曲と決めていたので、あとはサンドイッチされてる部分を組み合わせていく作業でした。前の曲の終わりと次の曲の始まりがすんなりと繋がる流れだったり、近いニュアンスの曲が続きすぎないようにとかを考えながら。

-「エンドレス」で雰囲気が一変するという話もありましたけれど、歌声に芯がありつつキャラクターを自在に操れるのが吉乃さんの大きな武器だと思います。そういったそれぞれの楽曲における個別のモードは、デモを受け取ってからどのように組み立てていくのでしょうか?

まずは一回録ってみるんです。歌いたいように歌って。で、それを翌日とかに聴いて、ここは違うなと思うところを修正していくようなイメージです。

-素直に歌う吉乃さんと、それを客観視する吉乃さんの共同作業のような感覚?

そうですね。私は荒々しい歌い回しでやりたいけど、後ろにいるもう一人の私は「ちょっとやかましくない?」って言ってる。その二人の話し合いみたいな。

-冒頭のお話とも被るかもしれませんが、そうやって楽曲に合った歌い方を見つけていく作業は、やはりカバー楽曲とオリジナル楽曲でアプローチが異なるのでしょうか?

カバーとは違う角度で楽曲と向き合いましたね。カバーでは、他との差別化を図るために思い切った自分なりの表現をやっても許されるんですけど、オリジナルではそうもいかないというか。なんでもできちゃうんだけど、「あの解釈もいいけれど、こういうのもアリだよね」じゃなくて、自分が一番にならなくてはいけない。

-選択肢は無限にある一方で、その中の正解を選ぶ必要があると。

自分を明確に確立させないといけないですからね。他人は他人、自分は自分って割り切れるのがカバーの良いところだと思うんですけど、オリジナルだとあくまで自分が正解を作らなきゃいけなくて。特に、「ODD NUMBER」「我が前へ倣え」「ババロア」の3曲は、仮歌をいただいていて、それが素晴らしかっただけに、どう超えていくかが大変でした。評価されるものは評価される理由があると思っているんですが、私がそうやって音楽好きの方や他のアーティストに良いと思ってもらえる歌を歌えるのか?ということをレコーディングの時にずっと考えていましたね。

-これまでのインタビューでは、ボーカロイド楽曲を歌うことを「スポーツ感覚」と表現してらっしゃいますよね。その感覚は今作の楽曲でも同様なのでしょうか?

どの楽曲もライブで披露したいというのはお伝えしていたので、余白は設けていただいているなと思います。言葉がぎっしり詰まっている機械っぽい歌い方よりは、ロングトーンや張り上げがある楽曲の方が得意だということもお話ししていましたし。でも「ODD NUMBER」は、かなりスポーツに近いですね(笑)。

-じゃあ、収録曲の中で一番スポーツ感覚から離れているのは?

「渇き」ですかね。「サンドペーパー・ムーン」もそうなんですけど、J-POPっぽさが強くて。「人間の曲だ!」って思いつつ(笑)、のびのびと歌えました。カラオケでも、ゆとりがある曲は不安になるんですよね。「こんなにゆっくり、余裕を持って歌っていいの?」みたいな。だから結構、ラップの曲とかに挑戦するタイプです。

-ラップは「我が前へ倣え」でも披露していますね。

そうですね。ただ、HIPHOPっぽさを前面に出すと楽曲の中で浮いてしまうと思ったので、歌とラップの中間地点になるようなイントネーションや歌い回しをするように意識しました。急に「Yeah!」みたいな雰囲気になってもみんなをびっくりさせちゃいますし、そうなったら獅子志司さんの歌詞を伝えきれないと思ったので。あくまでそれまでの歌の延長線上で、言葉を大事にしつつ、でもカッコよく聴こえるように意識しながら歌っています。

倍速にしたくならないような音楽を

-僕は勝手に、「ババロア」がスポーツ感覚から離れた楽曲なのかなと思っていたんですけれど。

えー! スポーツですよ(笑)! 息継ぎも少ないので、レコーディングで一番痩せた曲だと思います。1テイク録るごとに腹筋にきて、身体を薄くしながら歌いましたね。

-確かに難易度の高い曲であるのは間違いないですけれど、ただ正しくメロディをなぞるというのとはまったく違うアプローチじゃないですか。かなり剥き出しというか。

これでも結構抑えてはいるんです。これ以上剥き出しにするならそれはライブの時だなと思って。音源としてはギリギリ綺麗なものとして残したかった。なんか、「ババロア」を聴くと顔がキュッとするんですよね。鼻が勝手に詰まるみたいな感じがします。

-9曲目までスムーズに聴きやすい仕上がりになっているだけに、「ババロア」というある種の壁になるような曲が最後に待っていることで、作品としての満足度がグッと高まっています。

5分半って、最近の流行の音楽、特にボーカロイドの界隈ではあんまり見ない尺だと思ったので、長い曲を作っていただけて嬉しかったですね。やっぱり今って、音楽の流行り廃りがちょっと速すぎると個人的に感じていて。インターネットミュージックっていう土俵だとなおさら回転が速すぎて追いつききれないというか、味わっている間に次の流行りが来るから、「もう!? 今やっと楽しくなってきたところなのに」と思うことがよくあって。だから今回のアルバムでも、みんなで楽しめる覚えやすいキャッチーさは欲しかったけれど、「バズらせてほしい」とか、ただ流行りそうな曲を作ってくださいっていう要望は一切出さなかったんです。本当に、作曲者さん一人ひとりが、流行に流されない素晴らしい楽曲を作ってくださったと思っています。

-ただ心地良いだけでインスタントに消費されるような作品にはしたくなかったんですね。

はい。高校生のいとこがいるんですけれど、ドラマを全部1.5倍速で見るらしいんですよ。それが悪いことだとは言わないですけど、なんか涙が出ちゃいますよね。自分の楽曲が1.5倍速で流れて、スッとスクロールされて、一カ月後にはもう聴かれなくなってるとか、嫌すぎるなと。

-そんな吉乃さんが、ずっしり聴ける「ババロア」という曲を持てたのは大きいですね。

「ババロア」は誰も1.5倍速にしたがらないんじゃないかなと思いますね。良い意味で。

-昨日、神聖かまってちゃんの新譜(『団地テーゼ』)を聴いたんですよ。一曲目が「墓」というタイトルで「遺書を書く 今日の始まり」という歌い出しから始まる、聴いてるだけで胃が痛くなるようなアルバムなんですけれど、そういう重みのある曲が収録されているからこそ聴き終えた時にすごく感動して。「ババロア」も、そういうパワーを持った曲だと思います。

神聖かまってちゃんは「フロントメモリー」と「ロックンロールは鳴り止まないっ」がとても好きなんですけれど、ああいうワーッて喋るみたいな表現が凄く羨ましいんですよね。アジカンの「遥か彼方」の荒々しい歌い方とかもそうなんですけれど、女性でやってる人はなかなかいないし、自分とは対極にあるようなスタイルで。でも、「ババロア」では部分的とはいえそういう表現ができたと思うので、楽しかったし嬉しかったですね。

-今作の制作を通して、ボーカリストとしての成長は感じていますか?

……どうですかね(笑)。手応えはあったし、最善を尽くしたとは思うんですけれど、評価してもらうためにはもっと頑張らなきゃいけないと思います。周囲がちゃんと受け取ってくれるからって、甘えてちゃいけないなって。これが完成形ではないから、これから先ももっと楽しみにしていてほしいです。

-野心がみなぎっていますね。

まだ規模感も大きくないので、酷評が目に付くところに書かれたりしていないんですよね。でもやっぱり、多くの人から好かれるってことはある一定層から嫌われるってことなので、むしろ今は「嫌われなきゃ!」とか考えていて(笑)。「好きな人を増やさなきゃ」が念頭にはあるんですけど、同時に嫌われることも覚悟しているというか。嫌われる前提で自分を貫いていきたいと思ってますね。

-なるほど。

嫌われたら嫌われたで「なんで!」ってたくさん文句を言うとは思うんですけど(笑)。今は安定というか、停滞しちゃってるのかなと。嫌われが足りてないなと感じてます。

-最後の質問なのですが、作詞作曲など、吉乃さん自身の手によるオリジナルの創作に対する興味はありますか?

興味はありますね。自分の作ったメロディで自分の言いたいことを歌えることにすごく憧れがあります。思いついたフレーズを書き留めてはいるんですよ。でも、そうやって「頭の中では出来てるんだけどね」みたいなことを言うのが一番ダサいじゃないですか(笑)。だからちゃんと行動に移さないと、と思ってます。

吉乃が語る『笑止千万』の手応え、重みのある表現を手に入れた新境地

Major 1st Album
『笑止千万』
吉乃
ポニーキャニオン
発売中

◆配信
https://lnk.to/Shoshisenban

M1 ODD NUMBER(10/4リリース・アニメ「ひとりぼっちの異世界攻略」OP主題歌)
作詞・編曲:ナナホシ管弦楽団 作曲:岩見陸
M2 転校性(11/29 (いい肉の日)先行配信)
作詞・作曲・編曲:みきとP
M3 エンドレス
作詞・作曲・編曲:香椎モイミ
M4 BAD MAD
作詞・作曲・編曲:Guiano
M5 我が前へ倣え(ALリード曲)
作詞・作曲・編曲:獅子志司
M6 なに笑ろとんねん(10/8リリース・アニメ「来世は他人がいい」ED主題歌)
作詞・作曲・編曲:てにをは
M7 渇き
作詞:内村友美 作曲・編曲:江口亮
M8 サンドペーパー・ムーン
作詞:児玉雨子 作曲・編曲:高尾奏之介(F.M.F)
M9 KAMASE!!(12/25 先行配信)
作詞・作曲・編曲:Nanao (Teary Planet)
M10 ババロア
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ

◆CD
https://lnk.to/shoshisenban_CD

【商品形態】
初回限定盤 CD+Blu-ray(PCCA-06369)6900円(税込)
通常盤 CD Only(PCCA-06370)3500円(税込)

【収録内容】
<CD>
「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」「転校性」ほか計10曲
<Blu-ray>
吉乃 COVER LIVE TOUR 2024 ”爪痕” 08.15 Zepp DiverCity
(※ライブ本編より楽曲を抜粋し収録した特典エディション)
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