──ご結婚後は旦那様のサポートや育児に専念している印象の加藤さんでしたが、昨年は連続ドラマに復帰。ライフスタイルが変化してきているフェーズでしょうか。
そうですね。子供は男の子二人なのですが、二人とも成長して、親の手助けなしにだいたいのことは自分でできるようになってきました。部活や習い事にも一人で行って一人で帰ってこれるし、私がごはんの用意ができない時も、自分たちで買って食べられます。
生活面でも彼らには彼らの世界ができ上がってきていて、そこに私はだんだん必要でなくなってきています。
それにともなって、私自身の自由時間も増えてきましたね。
──育児も落ち着いて、いよいよ仕事に本格復帰という感じですか?
そうですね。これからは仕事も少しずつ増やしていこうかな、と考え始めています。
とはいえこの仕事は、望んだからといってできるものではありません。相手に必要とされて初めて成り立つものなので。
――ご家族は加藤さんがお仕事をすることについて応援してくれていますか?
はい。子供達は「なんでママは働いてなかったの?」なんて言ってきます。私はそれに対して「君たちがいたからだよ!」って言い返してますが(笑)
夫も仕事を本格的に再開することに関しては応援してくれています。
――やりたいのは俳優業ですか?タレントですか?
みんなで一丸となって作品を作る俳優業も好きですし、バラエティも好きです。いただける仕事があってスケジュールが合えば、という感じで少しずつ再開したいです。

──今何をしている時が一番楽しいですか?
「家族みんながそろった時」かな。子供たちも学校や部活で土日も忙しいし、夫もイベントやコーチ業でいない日が多い。数日間家を空ける、なんてこともザラです。
みんながバラバラに行動している我が家で、たま~に全員そろってごはんが食べれる奇跡みたいな日があるんです。
そういう時はやっぱりうれしいし、ご飯も気合い入れて作っちゃいますね(笑)
──子供が大きくなると、家族団欒の時間は貴重ですよね。
そうなんです。
あと楽しいのは、自分時間を有意義に使えている時。今度も母と二人で旅行に行く計画を立てていて、それも楽しみだし、一人でゆっくりコーヒーを飲んでいる時間も「満たされてるな~」と感じます。小さなことですが(笑)
──これまでの人生を振り返って、「これは壁だった」と感じた出来事はありますか?
海外や国内の地方都市に住んでいた時の、知り合いがいない中での育児ですかね。初めての育児が海外で、それは大変でした。相談できる知り合いもおらず当時はスマホで簡単に調べられる時代でもなかったので、現地在住の方のブログを読み漁ったりして、なんとか乗り越えていった感じです。
──言葉の壁もあるとなおさら大変だと思います。
フランス、ブルガリア、ポーランドにいたのですが、それぞれ1年ごとの移動で。落ち着くまもなくすぐ次の土地、という感じでした。
言葉は通じないし、日本のように治安がいい場所ばかりではないので、子連れで出歩くこともほとんどなかったと思います。
──帰国して最初に住んだところは静岡県でしたよね。
静岡時代は次男も生まれて、ワンオペで二人育児をしなくてはいけませんでした。もともと人とコミュニケーションを取るのが苦手だったこともあり、見知らぬ土地での子育てはすごく心細かったのを覚えています。
でも子供のためにも、児童館に行って近くにいたママさんに話しかけて幼稚園や小児科の情報を教えてもらったり、行政に頼ることもありました。
そうするうちに少しずつママ友が増えていって、最終的には私が病気で寝込んでいた時に、玄関のドアにイチゴを引っ掛けてくれるようなお友達もできました。友人にはとても恵まれましたね。
まさに「地獄から天国へ」を味わったのが、静岡時代だったと思います。

──TENTIALのアイマスクはご家族で愛用中と伺いました。
はい。ファーストTENTIALは、夫がゴルフの景品でもらってきたBAKUNEアイマスクでした。すぐさま私と息子で使ってみたところ、すごく良かったんです! 目元がじんわり温まって気持ちいいですよね。息子は車での移動時間で寝る時に使っています。何もしてないとスマホが気になったりして寝れないのですが、アイマスクをするとすこーんと寝てしまいます。
マジックテープタイプでサイズが調整できるのも便利ですよね。
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──リカバリーウェアという存在はご存知でしたか?
私は最近まで知らなかったのですが、夫は数年前から部屋着などで使っていたようです。
今回いろいろなウェアを見させていただいて、私が特に気に入ったのはソフトニット素材のBAKUNEです。とろみがあって肌に吸い付く感じが最高! すごく気持ちよかったです。着るだけで気分もリラックスできますよね。
パジャマだけではなく、日中に着ても全然かわいい。
睡眠をすごく大切にしているうちのような家にはドンピシャです。デザインもシンプルで、誰にでも受け入れられやすいと思うので、アスリートの知り合いや、おじいちゃんおばあちゃんに勧めていこうと思います!
加藤ローサ
イタリア人の父と日本人の母を持つ俳優。高校生でファッションモデルとしてデビュー後、映画やCM、ドラマなどへと活躍の幅を広げる。プライベートでは、2011年に元サッカー日本代表・松井大輔選手と結婚。二人の息子を持つ母親でもある。