ニューヨークおよびヒップホップ界で最も貴重な才能の一人と見なされながらも、かつてはリリースの間隔が空きすぎることを批判されたこともあったロッキー。しかし今の彼は、個人的にも音楽的にも、経験を積み、余裕を感じさせるプロジェクトを提示している。
BossMan Dlow、Brent Faiyaz、ダニー・エルフマン、ドーチー、ゴリラズ、ジョン・バティステ、ジェシカ・プラット、スレイ・スクワッド、サンダーキャット、タイラー・ザ・クリエイター、ウエストサイド・ガン、そしてウィル・アイ・アムらが参加したこのアルバムは、自信に満ちた自慢話やワンライナーと、愛、父親としての自覚、そして個人的な成長に対する内省とのバランスを保っている。
我々に言わせれば、『Dont Be Dumb』はロッキーによる待ち望まれた大胆な宣言であり、ヒップホップにおける中心的人物としての彼の地位を確固たるものにする作品だ。
彼の帰還を祝し、アルバムの中から時代を超えて語り継がれるであろうベストソングを厳選し、ランキング形式で紹介する。
7. 「ROBBERY Feat. Doechii」
「ROBBERY」では、ロッキーとドーチー(Doechii)が、Loukemanのプロデュースに乗せて、巧妙で官能的な強奪劇を繰り広げる。ロッキーはファッションの最先端を行く彼らしい虚勢を張り、高級感、欲望、そして支配の境界線を軽々と曖昧にする機知に富んだ対句を連発する。
ドーチーは完璧な共犯者であることを証明し、アルバムの中でもおそらく最もダイナミックな客演といえる傑出したパフォーマンスを披露している。彼女の鋭い存在感と遊び心のある自信が曲の緊張感を高め、単なるコラボレーションの枠を超えたものにしている。
性的な暗喩と巧妙な言葉遊びをミックスさせたこのペアリングは、自然体でありながら刺激的だ。「Robbery」は迷わずお勧めできる一曲であり、繰り返し聴く価値のあるトラックとなっている。
6. 「WHISKEY (RELEASE ME)」
「WHISKEY (RELEASE ME)」は、アルバムの中でも特に陶酔させる一曲として浮かび上がる。
T-Minus、Digital Nas、Zach Fogarty、そしてロッキー自身によってプロデュースされたこの曲は、そのテーマを反映するように、霞みがかった深夜の空気感とともに揺れ動く。ロッキーは、自身の影響力やレガシーについての自慢を、どうしても断ち切ることのできない悪習への別れの手紙のような内省的なリリックと織り交ぜていく。
ウエストサイド・ガン(Westside Gunn)のアドリブが質感を与え、デーモン・アルバーン(ゴリラズ)の追加ボーカルが幽玄なエッジを添えている。間違いなく、彼のウイスキーブランド「Mercer + Prince」を一杯注ぐ際の完璧なサウンドトラックだ。
5. 「STAY HERE 4 LIFE Feat. Brent Faiyaz」
「STAY HERE 4 LIFE」は『Dont Be Dumb』の中でも、キャッチーで没入感のある楽曲として際立っている。
Hit-Boy、Brent Faiyaz、Loukemanがプロデュースしたこの曲は、催眠的なインストゥルメンタルの上を滑るように進む。その中でロッキーは、リアーナと共有する執着的な絆を探索するスペースを与えられ、過剰に明かすことなく親密な瞬間の断片をリスナーに提示している。
〈ハッピーエンドのあるおとぎ話(fairytale with a happy ending)〉というラインは、そのロマンチックなトーンを鮮やかに捉えている。Brent Faiyazは、フックとブリッジを漂うフェザー級のテナー(軽やかな歌声)で〈ここにいられたらいいのに(I wish that I could stay here)〉と口ずさみ、さらなる魅力を加えている。
このコラボレーションは、スムーズで記憶に残る一曲を生み出し、すでにリスナーの間で支持を広げ、ロッキーの最新作における即お気に入りの一曲となっている。
4. 「HELICOPTER」
「HELICOPTER」は、『Dont Be Dumb』のリリース直前に叩きつけられた最後の挑戦状として登場し、ロッキーが絶好調であることを示している。
ロッキー自身とKelvin Krash、Soufien 3000、Dre Moonがプロデュースしたこのシングルは、最高に鋭い状態の「Pretty Flacko」を捉えており、躍動感あふれるハイテンションなサウンドスケープの上で不敵な態度を見せている。
ロッキーは完全に集中しており、特に次のようにラップする場面が印象的だ。〈テニスシューズにチェック(ナイキ)やサイドに3本ライン(アディダス)が入っていた頃/プーマが小切手を切るずっと前、そう、3ストライク(アウト)、それがお前の人生/奴らは汗をかきつくしている〉
Pretty Flackoは、この「HELICOPTER」でピーター・パーカー(スパイダーマン)のような身軽さを見せる。騒々しいこの一曲は、不仲で知られるハーレムの先達、ジム・ジョーンズとキャムロン(Camron)にオマージュを捧げつつ、虚勢と精密さのバランスを取っている。ロッキーにヴィンテージなA$AP Mobのバイブスを求めていたなら、この曲がそれに応えてくれる。
3. 「PUNK ROCKY」
「PUNK ROCKY」では、ロッキーがパンクロックの荒々しさとアップタウンのスワッグ(粋)を自信満々に融合させている。その結果、パフォーマンス(演技的)というよりも自然に感じられる、ジャンルを超越した一撃が生まれた。
Cristoforo Donadi、Ging、Zach Fogarty、そしてロッキー自身によるプロデュース。トラックは激しく前進しながらも、内省のための余地を残している。普段は自信過剰なリリシストである彼が、孤独や不信感を認める脆弱な瞬間を露呈させ、そこから愛や後悔についての反抗的な自問自答へと転換していく。
発泡スチロールのカップ(シロップのメタファー)に心中を打ち明けながら、ロッキーは感情の乱れを、恋に破れた夜のための巧妙なアンセムへと変える。一聴しただけで、この曲は傑出した実験作として響く。
2. 「PLAYA」
「PLAYA」は、シロップのようなグルーヴを纏って登場した『Dont Be Dumb』の中でも強力なリリースの一つだ。
Cardo Got Wings、Johnny Juliano、Yung Exclusive、Loukemanがプロデュースしたこのトラックは、音響的には「Stay Here 4 Life」の継続のように感じられるが、テーマはより鋭い転換を見せている。テンポは上げられ、転がるような808ベースと光沢のあるシンセが、ロッキーを再び自慢げなスタイルへと押し戻す。
彼は、不可侵なプレイヤー・コード(遊び人の掟)やハイファッションへのノスタルジーについて気だるそうに語り、その過程で密告者やヘイターをあざ笑う。責任を負うことこそが真の「プレイヤー」の振る舞いであるとする一節は、かつての盟友に向けられた微妙なジャブのように読め、鋭い切れ味を加えている。
1. 「STOLE YA FLOW」
「STOLE YA FLOW」は、ロッキーが最も対立的な姿勢を見せる容赦ないディストラックだ。ドレイクの自信のなさや公での失態を突き、計算された猛攻の数々で彼を真っ向から狙い撃ちにしている。
間違いなく『Dont Be Dumb』の白眉といえるこの曲で、ロッキーは大胆でありながら、驚くほど動じない精神状態で描かれている。それは、キャリアの長さと私生活の安定の両方に裏打ちされた自信の表れだ。
ダニー・エルフマン、ICYTWAT、Kelvin Krashがプロデュースしたこの曲の威圧的なトーンは、ロッキーが以前の「Highjack」での発言以上に緊張を高めるにつれて、その衝撃を強めていく。
〈まずお前は俺のフローを盗んだ、だから俺はお前の女(ビッチ)を奪った(First you stole my flow, so I stole yo bi**h)〉といったラインは鋭く突き刺さり、ドレイクのデリバリーやイメージへの嘲笑――彼の楽曲「Im Upset」のケイデンス(韻律)を模倣するまでに至る――は、傷口に塩を塗るような追い打ちをかけている。
From Rolling Stone US.
This story was originally published on VIBE.
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