NOFXが再び、人々の頭の中に入り込もうとしている。このパンクバンドは、ドラッグ漬けのティーンエイジャー・パンクスからアイコンへと登り詰めた彼らの波乱万丈な歴史を詳述する、長編ドキュメンタリー映画『40 Years of Fuckin Up』の公開を発表した。


1月16日、創設メンバーのファット・マイクは「ザ・パンク・ロック・ミュージアム」で開催中のNOFX展にて、『40 Years of Fuckin Up』が現在ポストプロダクション(編集段階)にあることを明らかにした。「自分の地下室で鞭打たれている映像や、過去20年間の薬物使用、安っぽいラバー製の売春婦のような格好をしている姿、あるいは全裸で血を吐き、血便を垂れ流しながら救急車で運ばれる様子を公開することに、普通の人間なら納得しないだろう……だが、俺は普通じゃないんだ」と、ファット・マイクは声明で述べている。

ドキュメンタリーの公式トレーラーでは、ファット・マイクがそれらすべての狂気じみた行為に及んでいる姿が見られるが、本作の焦点は包括的だ。ジェームズ・バディ・デイが監督を務める『40 Years of Fuckin Up』には、NOFXのバンド仲間であるギタリストのエリック・メルヴィン、リード・ギタリストのアーロン・”エル・ヘフェ”・アベイタ、そしてドラマーのエリック・サンディンのインタビューも収録されている。バンドメンバー3人全員が、ゲイリー・ウスダール、ジェームズ・バディ・デイ、シスコ・アドラー、そしてピラミッド・プロダクションズのジョン・ナドーと共に製作総指揮を務める。

このドキュメンタリーからはNOFXの新曲も生まれており、それらは映画の上映に足を運ぶことでしか聴くことができない。先行上映会は、3月15日から16日にかけてテキサス州オースティンのブラシィ・ストリート・コモンズで行われる。その後、『40 Years of Fuckin Up』は4月から世界各地の厳選された映画館で上映される(※日本公開は未定)

「ファット・マイクやバンド、そしてNOFXの全クルーとの仕事は、これまでに経験したことのないようなものだった」とバディ・デイ監督は声明で語っている。「彼らは史上最もパンクなバンドだ。そして彼らの物語は、まさに期待通りに狂っている。爆笑を誘い、苦痛に満ち、無謀で、それでいて深く人間的なのだ。何十年分もの映像を掘り起こす中で、私は二度と忘れられないような光景を目にした。
だが、その正直さこそが、この映画を不可欠なものにしている」と彼は付け加えた。

From Rolling Stone US.

『40 Years of Fuckin Up』トレイラー映像

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