【場面写真】『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』
―『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』を観て率直にどう思いましたか?
LEO:映画の第1弾と第2弾はパフォーマンス部分が多かったんですが、今回は自分たちの普段の姿が多く映っている映画だなと思いました。BE:FIRSTの内側を知りたい人や、例えばアーティストを目指している人にとっても、とても見応えがある作品なんじゃないかと思いましたね。
SOTA:LEOくんが言った通りだと思います。BE:FIRSTは生活の延長線上にライブがあるということが伝わる作品だなと。ワールドツアー中も、ステージとプライベートの差がなくて、いつでも音楽の話とか他愛もない話で一体となっているBE:FIRSTの良さが伝わる作品になったなと思います。
―タイトルを直訳すると「夢を越えて始めよう」になりますが、どう受け止めましたか?
LEO:僕らはいつも新しいことにトライしていて、ひとつの目標を達成するために頑張って、それが達成できたら次に踏み出すっていうことを続けてきました。BE:FIRSTになってから常に何かを課してきたと感じているので僕たちらしいタイトルだなと思います。
SOTA:アーティストになる前からの大きな夢だった東京ドーム公演は2024年に叶えることができましたが、今もこうやってBE:FIRSTとして活動を続けているからこそ、どんどん細かい夢や道筋が生まれてくることに価値があると思ってます。
LEO:ワールドツアーから半年くらい経っているので、今SOTAが言ってくれたみたいに次にやるべきことに心は向いていて。だから今この映画を観ると、昔を振り返る日記みたいな感覚があって「こんなこともあったな」って懐かしさを感じますね。
―自分が映っていないシーンも多くあったと思うんですが、特に印象的だったことというと?
LEO:SOTAとJUNONとRYUHEIがヨーロッパのサッカースタジアムで通話しているシーンがあって、僕はSOTAと日本でサッカーを観に行ったことがあるんですが、あそこまではしゃいでる姿を見たことがなくて(笑)。みんなヨーロッパに推しチームがいるから、その本拠地で周りを気にせず声を出していて、興奮が伝わってきて良かったですね。僕は日本のプロ野球の巨人が好きなんですが、僕が初めて東京ドームのグラウンドに足を踏み入れた時の興奮に近いのかなって思いました。メンバーのあんなに幸せそうな姿を見て、初のワールドツアーでヨーロッパにも行けて良かったなと思いました。
SOTA:僕はワールドツアー中、みんなずっと生き生きしてたと思ってたんですが、映画で観ると意外とみんな疲れてるなって(笑)。ぽろっと「眠い」っていう言葉が出てたり、表情やムードをとっても「マジで頑張ってたんだな」ってわかりました。オフの時間にも本気でいろんなカルチャーに触れに行って気持ちは盛り上がっていたけれど、実はめちゃくちゃ体力を消耗してたんだなって。
LEO:確かにね(笑)。
―UEFAチャンピオンズリーグのためにロンドン公演の前日にミュンヘンまで行ってましたよね。
SOTA:はい。あの時は「人生で一番幸せ」って思ってたんですけど、劇中では人生で一番疲れた顔をしてました(笑)。
―(笑)RYUHEIさんの弾け具合も結構映画の見どころのひとつになっています。「BE:FIRSTに育てられた男」とRYUHEIさんは言ってましたが。
LEO:責任は負わないですけど(笑)。
―(笑)結成当時、14歳のメンバーがいることに対して何か責任は感じてましたか?
SOTA:だからといって全く気を遣ったこともないし、僕はそもそもそういうことを気にするタイプでもないので、何もやりづらさを感じないまま進んできて。気づいたらRYUHEIがあんな感じになってました(笑)。
LEO:僕は結構気にしてましたね。この業界って注意をされることはあるけど、内々で気を付けなきゃいけないところもあるので。例えばRYUHEIが友達にそういうことをしたら嫌われてしまうかもしれない行動を取った時、僕らが言わないと、いずれ彼自身が傷ついてしまうことになります。
SOTA:僕はRYUHEIとサッカーやダンスといった共通の趣味が多いのでめっちゃ仲良くてしょっちゅう家に来るんですが、「こんなことしてたらLEOくんに怒られるかも」ってたまに言ってます(笑)。
LEO:そうなんだ?(笑)。
SOTA:「また怒られるかも」って。
LEO:後ろめたいことがあるんだ?(笑)。
SOTA:遅くまでサッカーの試合見てて「明日起きれなかったら怒られる」とか(笑)。
LEO:なるほどね(笑)。
―一番近くにいる大人の一員として責任を持って接してたんですね。
LEO:芸能界って、朝も夜も遅かったり、不規則な生活だったりもするので。デビュー当時は「LEOくん」って呼んでた人がいつの間にか「LEOさん」って呼ぶようになっていたり、僕らは何も変わってなくても、周りが僕らをリスペクトして接し方が変わる環境でもあるんです。
――そうやってLEOさんが社会の基本みたいなことをしっかり伝えていった中で、タイ公演の裏側でああいう風に伸び伸びと楽しむRYUHEIさんになっていったという。
LEO:彼はとても素直な良い子なので、注意された時にちゃんと自分が悪かったって認めて謝るんですよね。そして感受性がとても豊かなのでみんなが求めているものをちゃんとわかってて、あのタイ公演の時も「これやったらみんなめっちゃ笑ってくれるだろうな」って思ったからあんなことをやったんだと思います(笑)。普段ずっとあんな感じだよね?
SOTA:うん。
LEO:やっとRYUHEIのああいう面が世にバレたなというか(笑)。
SOTA:しかも映画でね(笑)。
LEO:良い音響でね(笑)。
「誰ひとり下を向かなかった」──急遽6人での再編成
―ヨーロッパ公演はRYOKIさんが急遽体調不良で参加できなくなってしまいました。初日のロンドン公演の直前にそれが決まり、急ピッチで構成を組み直したシーンもありますが、あの時はどんな気持ちだったんでしょう?
SOTA:「やるしかない」っていう感じでしたね。でも、ああいう場面でもBE:FIRSTはテンションが下がるわけではなくて、バカみたいにポジティブなので焦りはなかったです。6人でRYOKIの分も頑張らなきゃっていう責任感はありました。
―SHUNTOさんはワールドツアー後のインタビューで「BE:FIRSTは負けず嫌いなので逆境が好きなグループ」って言ってましたけど。
SOTA:本当に負けず嫌いだと思います(笑)。
―逆境が好きなグループというのはいつ頃感じてましたか?
LEO:ロックフェスに出たての頃じゃないですかね。僕たちがVIVA LA(ROCK)やロッキン(ROCKIN JAPAN FES)やサマソニ(SUMMER SONIC)に出始めた頃、他にはボーイズグループがいなかったんですよね。社長がロックフェスに出て行った時の経験談も聞かせてもらっていて相当ビビッていたんですが、 批判的な意見はあったけど、自分たちの音楽を信じているし、実際にステージに立ったら印象は変わるっていう自信はありました。以降も毎年いろんなフェスに出させていただいていますが、初めて出るフェスとかで毎回批判的な意見に直面するので、フェスのステージはずっと「ここが勝負」っていう気持ちで臨んできてます。夏フェスの後のツアーでは「俺ら成長してるね?」みたいな手応えがあるので、逆境が好きなグループって思うようになっていったんだと思ってます。
―SOTAさんは10代の頃からダンサーとして世界大会に挑んでいましたが、SOTAさんもロックフェスでのアウェイ感は実感していたんでしょうか?
SOTA:アウェイでひっくり返す瞬間はシンプルに気持ちいいですよね。あの気持ち良さは替えが効かないし、やりがいを感じます。ダンサー時代は隣にいる目に見える敵と戦ってましたが、アーティストはステージ上で自分をどこまで出せるかっていう、自分と戦う感じが全然違う。
―自分ではない敵と戦っていたところから、自分が敵になったわけですね。
SOTA:そうですね。隣との対決をお客さんに見てもらうんじゃなくて、お客さんに見てもらうために自分と戦ってどうやって良い自分を出せるか。ダンサー時代とは音楽の表現の仕方が全く別物だなって。アーティストとしてのステージは点数が出るわけではないけど、自分と戦うことで他では湧き出てこないような感情があるなと思います。
―そうなるとメンバーというのは、一緒に戦いに挑む仲間みたいな存在なのでしょうか?
SOTA:本当そうですね。BE:FIRSTは最初からメンバーと輪っかを作るように音楽を表現してきて、どんどんその輪っかに肉付けをしていきました。輪っかになってるBE:FIRSTの音楽にしかないものがあるって自負してますし、より自信を持つために、それぞれのパートの見せ場とかにどんどん肉付けしていくところはソロアーティストにはない楽しさだと思ってますし、すごくやりがいを感じてます。そういうところがさっきLEOくんがロックフェスの話で言ってた自分たちの音楽への自信に繋がってるとも思います。
―自分に対して負けず嫌いで逆境に強いメンバーがこれだけ集まっているということについてはどう思いますか? 「THE FIRST」から生まれたグループっていうのもあるかもしれないですが。
LEO:あの当時、他にもいろんなオーディションがありましたが、SKY-HIさんが主催するオーディションを受ける時点で多分同じタイプなんだと思います。
SOTA:本当にそうだよね。初っ端からマンガでしか出てこないようなことを言うプロデューサーってかなり異色だと思うんです。「革命って言葉を口に出す人が現実にいるんだ」って思ったし、アニメの予告編を見てる感覚になったんですけど(笑)、「革命を起こすぐらいのことをしたい」って本気で僕も思ったし、J-POPが世界に行くってそれぐらいのことだと思うし。「有名になりたい」とか「ちやほやされたい」っていう気持ちじゃなくて、社長が振る旗に本気で共感したヤツらが集まった。だからこそ良かったんだと思ってます。アニメにしたらおもしろいぐらいのストーリー性があると思います。
LEO:BMSGができたての会社っていうこともあって、社長は赤裸々に僕たちに会社の状況を教えてくれて、「育成と制作費の予算がないからクラウドファウンディングをやろうと思ってる」って話してもらったこともありました。多分僕たちが知らないところでもっと厳しいことがあったと思います。最初は今みたいな立派な事務所もなかったですし、一人暮らしをするのがやっとでした。そういうところから日々頑張ってきたので、夏フェスとかだけでなく、ずっと逆境だったのかもしれないです。自分たちの頑張りに会社がかかってるっていうプレッシャーも大きかったですし。
―この4年で様々な逆境を乗り越えてきたからこそワールドツアーを開催できた。『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』はその証明でもありますよね。
SOTA:確かにそうですよね。
©B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
「革命」に共感した者たちの始まり
―ハワイ公演の時に、砂浜で「人数が変わってもメンバーの仲は変わらないし、引き続きBE:FIRSTの良さを追究していく」ということを6人で話したやりとりは今の活動のベースになっているように思いました。
LEO:RYOKIがいた頃からBE:FIRSTは普段からよく話すチームなんですよね。実際は映画で使われていた会話よりもっと長くいろんな話をしていて。
SOTA:あの会話の前に誰かが海に突っ込んでたよね(笑)。
LEO:SHUNTOがなぜか海にダイブして。あれなんでダイブしたの? サッカーボール取りに行ったんだっけ?
SOTA:そう。
LEO:SHUNTOが海にダイブしてスタッフさんたちがみんな天を仰いでました(笑)。あの砂浜のシーンの直前までギリギリまでみんなで砂浜で遊んでて、僕もMANATO相手に変化球のシュートを蹴って、それを厚く使ってほしかったんですけど、映画では会話のシーンを使われちゃいました。
SOTA:当たり前だろ(笑)。
LEO:悔しい気持ちでいっぱいですね(笑)。僕はサッカーもバスケもできるんで。
SOTA:野球以外できる?(笑)。
LEO:野球が一番得意で意外となんでもできるんですけど、オールマイティなことが知られるとモテちゃいそうだなって(笑)。
SOTA:やめとけって(笑)。
―(笑)ああいう会話を積み重ねてきて、今があるということですね。
SOTA:そうですね。日頃から一歩間違えたら引かれるような夢物語みたいなことをしょっちゅう話してるので、台本なしで語り合うとああいう熱量になるのがBE:FIRSTのデフォ(デフォルト)かもしれない。
LEO:確かに。
―BE:FIRSTはひとつ夢が叶うとまた大きな夢に向かって進み続けてきたと思うんです。今は海外のフェスやワールドカップの開会式やスーパーボウルのハーフタイムショーに出るのが夢だとおっしゃっていますが、夢を持ち続けられるのはどうしてだと思いますか?
LEO:社長やBMSGのスタッフの方たちが常に僕らよりも前にいて、夢が叶うことを実現させてくれてるのは大きいと思います。例えば「ワールドカップ関連の何かがやりたい」ってメンバーが言った時、「何とかなったらいいな」じゃなくて、「じゃあそれを実現させるために自分は何ができるのか」って考えて頑張って動いてくれる人たちがいる。「夢を叶えたい」じゃなくて「夢を叶えよう」って思う事務所なんです。ワールドカップとかハーフタイムショーとか海外フェスとか、「日本でもそんな有名なわけでもないのに何言ってるの?」って思われちゃうかもしれないですけど、「自分たちなら可能性あるでしょ」って思わせてくれる。「夢を諦めなくていい」っていう感覚をずっと持たせてくれるのは社長のおかげだと思ってます。
SOTA:LEOくんが言ったこともそうですし、「BE:FIRSTを続けたいから」っていうのもあると思います。ゴールを作ると終わっちゃうじゃないですか。ゴールが難しいぐらいのところを目指してずっとやってたいっていう気持ちがあって。僕、中学校めっちゃ楽しかったので中3の時に「中学4年生作ってほしいな」って思って。そんな感じで卒業を作らずに一生学んでたいし、一生この場所で音楽していたいって思ってるからっていうのはあるかもしれない。人生をかけてBE:FIRSTとして進むなら、届くか届かないかわからない夢のようなところにみんなで行きたいなって思いますね。
©B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
―東京ドーム公演、ドームツアー、ワールドツアーと実際に叶ってきてますもんね。
SOTA:BE:FIRSTだったから味わえた嬉しい瞬間が本当に多くて。特に初の東京ドームはめっちゃ感じました。自分がドームに立った感動というより、メンバーと一緒だから楽し過ぎて涙しちゃって。「今後もそういう場面が多いんじゃないかな」って思うと、他のアーティストと目標は同じだったとしても、俺らの方が楽しめる自信がある。夢を叶える価値があるグループだなってすごく思います。
―初のスタジアム公演が5月に決まりました。今はファンミーティング中ですが、ワールドツアーを経て何かマインドの変化は感じますか?
LEO:僕らってライブ中、そんなにMCをするわけではないじゃないですか。たくさん話すのはトークイベントくらいで。でもファンミはファンの方と会話でキャッチボールできるようなものになっていますし、シンプルに日頃の「ありがとう」を伝えながら楽しみたいって思ってます。ワールドツアーのMCは英語が中心だったので、食べたものとかで盛り上がったりはしましたが、そこまで豊かな言葉の表現力で弾けられないところがあって。ファンミはメンバーの個性が会話からも出せると思うのでBESTY(BE:FIRSTのファンネーム)も嬉しいんじゃないかなって思います。
SOTA:スタジアムに関しては、これまで節目になるツアーやライブって新しいアルバムを引っ提げてることが多かったんですが、今回はベストアルバムのタイミングなのですべてにおいてベストな表現をしたいと思ってます。デビューから4年経った今のBE:FIRSTが一番輝くセトリを組みたいと思ってますし、スタジアムっていう初めての箱ということに加えて何かわかりやすい新たな挑戦をしたいと思ってて。演出の面かもしれないし、音楽性の面かもしれないですけど、今回のスタジアムでしか見れない伝説になるような表現をやりたいので、具体的に何をするかを考えている最中です。
─楽しみです。この取材を行っているのは2025年11月下旬ですが、12月に新曲の「街灯」がリリースされます。
SOTA:誰かと幸せを共有することの素晴らしさを感じられる曲です。大切な人といれば毎日がホリデーっていう想いも込められてますね。クリスマスシーズンに出る曲ですが、クリスマスもそういう気分がマッチする行事だと思うので、クリスマスにも流したくなる曲だと思いますし、季節問わず大切な人と過ごすパーティーとか楽しい時間にぴったりな曲になったなって思います。MVにもそういうところが表れてるんですけど。
LEO:MVはワンカメで撮りました! しかもワンカットで終わりました!
SOTA:楽しい時間は1秒も逃さないという意味を込めてワンカメです!
LEO:それは違います!(笑)。
映画『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』
2月6日(金)より全国公開
監督:オ・ユンドン、キム・ハミン
出演:SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEO
© B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
https://befirst-themovie.jp/


![VVS (初回盤) (BD) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lAumaB-aL._SL500_.jpg)








