ー2026年はコラボレーションイヤーと打ち出されていますが、どういう意図があるのでしょう?
YU:2年前に10周年を迎えた時は原点回帰的なEPを出したんですが、2025年はまとまった作品というよりは単発で今の日本の音楽シーンを意識しながら作った曲をリリースしていきました。2026年は積極的にいろんな人たちとコラボをして刺激を受けたいなと思いました。自分たちに新しい風を吹かせたいというモードですね。
ーその第一弾がKATE WEBムービータイアップソングに書き下ろした「マスカレード」となります。
YU:KATEさんとは2年前にご一緒させていただいたんですが、KATEさんのテーマカラーはブラックで僕らのテーマカラーもブラックという共通点もあってまた声をかけていただきました。
SHUKI:ムービーのテーマが生まれ変わりや再生で。前回と同じくKATEの世界観と僕たちが合わさることでどういう化学反応が起こせるかを念頭に置きつつ、リラックスした曲よりは力強い曲調が合うと思ったので、そういう方向で制作を進めていきました。
ーイントロのギターからゴリッとした質感ですよね。
CHOJI:ムービーの主人公が内面の殻を破るような描写があったのでちょっと変な音色を鳴らしたいなって思ったんです。アイドラにはなかなかないギターになって、コラボならではだなと。
KENJI:何曲かデモはあったんですが、頭からキャッチーなインパクトが欲しいという話になり、ギターリフが活きてて良いダークさのあるデモが選ばれましたね。
CHOJI
ーイントロの段階ではロックで押し切るのかなと思ったら、かなりいろいろな要素が入ったハイブリッドなサウンドになってます。
CHOJI:これまでにない歌謡曲っぽさがあったり、サビも転調したり、今だからできた曲なんじゃないですかね。
YU:僕たちは洋楽の影響を強く受けていますが、過去に歌謡曲テイストのアプローチはやったことがあるんですよね。ただ、シングル曲ではやったことがなかったので、経験値が生きたひとつの集大成だと思います。
ー童謡の「とおりゃんせ」と洋楽テイストを組み合わせるのはかなりインパクトがありますよね。
KENJI:「とおりゃんせ」のパートはギリギリにできたんです。だいぶ意表を突かれましたが、初期は曲の世界観に合う歌詞を書くのがYUのスタイルでしたけど、コロナ禍を経て言葉にフォーカスをするようになって。最近は面白いワードを入れるアプローチが増えていってる中でそのパートも良いフックになってるなって思います。
YU
YU:僕らの持ち味のひとつである社会風刺を入れたので歌詞は結構アイロニックではあります。
SHUKI:攻めたことをしたいっていう意識はあったので、歌詞もこれぐらい違和感ある方がマッチするなと思いましたね。
ー根本にあるのは、自由に生き辛い窮屈な社会への提言だと受け止めたのですが、合ってますか?
YU:合ってます(笑)。KATEさんのテーマが「葛藤の中でメイクをすることによって自信を持って殻を破っていく」っていうもので。僕らも衣装を着て楽器を持つと自分を解放できる。そういうリンクを曲で表現したいなと思いました。
CHOJI:自分もギターを持った時と普段とでは性格が結構違うので、そういう意味でもフィットする歌詞だなと思いました。
KENJI:CHOJIが一番変わるよね。
ー「マスカレード」というタイトルにしたのはどうしてだったんでしょう?
YU:みんな仮面を付けて生きてるところがあるけれど、本当の自分を向き合うっていうイメージがありました。サビに「心の孔雀よ」っていうワードが出てきて、それをタイトルにするのも良いと思ったんですが、「マスカレード」の方がKATEともリンクできるし、曲全体を包み込むという意味でも良いなと思いました。
ー今回のコラボムービーは日本だけでなく、アジアの複数の国で展開されます。
KENJI:そう思います。僕たちは3月からアジアツアーをやるので、今回のコラボは僕たちにとって良い後押しになるんじゃないかと思ってます。
ー海外でのライブが増えたことで一番の変化というと?
YU:海外でも僕たちの音楽を楽しんでくれたり待ってくれる人がいることを目の当たりにして、「やってきたことは間違いじゃなかったんだ」っていう自信になりますね。最初は海外でライブをすることに対して少し身構えていたところがあったんですが、現地の方はいつでもウェルカムなムードで受け入れてくれるので、意外と「海外だから」とか気にしなくて良かったんだなって思いました。
CHOJI:いつもやってるチームとは違うチームとやることもあるんですが、言葉があまり通じなかったとしても、経験を重ねることで緊張がなくなってきたし、細かいことをあまり気にしても仕方ないっていうマインドになってきました。ステージに立つ度胸が強くなってきたのかなって思います。
SHUKI:海外での活動の時だけご一緒するスタッフの方が増えていくと、世界中に家族みたいな存在が増えている感覚になってとても心強いなって思いますね。
SHUKI
ー3月から始まるアジアツアーはどんなツアーにしたいと思っていますか?
YU:海外だからっていうことは特に意識せず、昨年のZeppツアーで学んだことを爆発させて、アップデートされた僕たちの音楽を届けていきたいですね。
ーメジャーデビューから約11年で初のZeppツアーを行ったことについてはどんな想いがありますか?
YU:満足感よりも欠乏感があります。今やれることはやれてるので後悔はないんですが、もっと満足感を得られるよう常に高いところを目指しつつ、少しずつ幅を広げていきたいなと思ってます。どんな仕事でも同じだと思うんですけど、現状に満足したらそこで成長が終わってしまう。
KENJI:最初から思ってることですけど、常にトライをするという気持ちを持っていないといけないと思ってます。
ー「マスカレード」のカップリングには北山宏光さんに提供した「Just Like That」のセルフカバーが収録されています。
YU:北山さんに提供する時に北山さんに合う曲でありながら、自分たちも奏でられる曲しにたいと思って作った曲だったので自然とセルフカバーすることになりました。
KENJI:アイドラが今かっこいいと思うものを全面に信じたいっていう気持ちで作った曲なんです。だからこそセルフカバーしたいという気持ちが強かったです。
KENJI
YU:北山さんがグループ時代にも曲提供させてもらったことがあって(「DONT WANNA DIE」)、その時は初めてご一緒することもあっていろんなことを考えた上で作ったんですが、そこで信頼関係が築けたこともあって、今回はKENJIが言ったように、今自分たちがやりたいことを表現しました。北山さんも任せてくださったからこそ悩んだところもありましたが、結果的に思いっきりやりたいことをやらせていただいた。そういう経緯があったので、人のために作った曲と思わずレコーディングさせてもらいました。
ーライブ感のあるアレンジになっていますよね。
SHUKI:何でも正解にできるような下地があったので、完全にフィーリングだけで進めたセルフカバーですね。
ー北山さんとはどう相性の良さを感じていますか?
YU:バンドを組む前からのお友達で僕にとってはお兄ちゃんみたいな存在の方です。
ーこの後も様々なコラボレーションが出来ることを祈っていますが、2月23日のPrivate Showcase Vol.4の一部はBOYS限定のライブで、これも初めての試みですよね。
YU:ずっとやりたいと思ってたんですが、僕らとの相性がどうなんだろう?と思っていて。
ーBOYS限定ライブというとUVERworldのイメージが強いですけど。
SHUKI:そうなんです。実はUVERworldのギターの克哉さんと飲んでた時に「やったらええやん」って言われて(笑)。
YU:僕たちもUVERworldのBOYS限定ライブを観てやりたいなって思ってたんですが、勇気が出なくて。でもご本人に言われたらやるしかないなと(笑)。
<リリース情報>
I Don't Like Mondays.
『マスカレード』
配信中
rhythmzone
http://idlms.lnk.to/masquerade
<ライブ情報>
TOXIC AISA TOUR 2026
SINGAPORE 2026年3月1日(日)
TAIPEI 2026年3月14日(土)
HONGKONG 2026年3月21日(土)
THAILAND 2026年3月22日(日)
SEOUL 2026年4月10日(金)
Official HP https://idlms.com/


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