Masayoshi Iimoriはジャンルを横断するサウンドで国内外から支持を集め、MonstercatやGood Enuff(Mad Decent)、Fools Goldなどからのリリースを重ねてきた。
本作は、近年世界的な盛り上がりを見せるドラムンベース・シーンへの強い手応えを背景に制作された作品であり、DJプレイの現場で機能してきたアイデアを起点に、それらを改めてスタジオでブラッシュアップすることで完成した全3曲を収録。フロアユースを前提としながらも、各楽曲に明確なコンセプトとストーリーを持たせた構成となっている。
EPの起点となったのは、DJYOUTHとの共作によるリードトラック「Feelin Down」。DJYOUTHはロンドンと東京を拠点に活動するドラムンベースDJ/プロデューサーで、Viper RecordingsやBassrush、Jadu Dalaなどからのリリースや、CRUCASTのリミックスコンペ優勝を経て注目を集める新鋭。PendulumやDelta Heavyらトップアーティストからのサポートも受けており、2024年以降はドラムンベースへと本格的にフォーカスし、シーン内で急速に存在感を高めている。本楽曲は、制作前の段階で両者のコラボレーションを前提にスタートしたもので、DJYOUTHから提示されたトランス的なシンセモチーフをMasayoshi Iimoriが再構築することで完成に至った。浮遊感のあるシンセと、ジャンプアップ・ドラムンベース特有の跳ねるリズムが融合し、エモーショナルな高揚感とクラブでの即効性を併せ持つ一曲に仕上がっている。ブレイクからドロップへの展開は特にドラマ性が強く、ピークタイムにおいて強い推進力を発揮するトラック。
続く「Torn Apart」は、2010年代のプログレッシブハウスやEDMの音色・構造をドラムンベースへと再解釈した楽曲。煌びやかなシンセレイヤーとスケール感のあるコード進行を軸にしつつ、ドラムンベースの疾走感と組み合わせることで、いわゆるダンスフロア・ドラムンベースの文脈に新たなニュアンスを加えている。後半には四つ打ちへと大胆にスイッチする展開を持ち、ダッチハウスを早回ししたかのような独特のグルーヴがフロアの空気を一変させる。
「Maelstrom」は、前2曲のメロディアスな方向性とは対照的に、より現場志向の強いローラーズ~ジャンプアップ・ドラムンベースの楽曲として制作された。無駄を削ぎ落としたミニマルな構成と、低域のグルーヴを軸にしたタイトなビート設計により、長時間のミックスの中でも安定して機能する実用性の高さが特徴となっている。シンプルながらも現行のクラブサウンドに即した音像を持ち、Masayoshi Iimori自身のDJセットにおいても重要な役割を担うことを想定した一曲。
それぞれ異なるアプローチで構築された3曲は、ドラムンベースというフォーマットの中でMasayoshi Iimoriの多面的な音楽性を浮き彫りにしている。
<リリース情報>
Masayoshi Iimori
『Feelin' Down EP』
2026年4月10日(金)リリース
https://www.trekkie-trax.com/ep/masayoshi-iimori-feelin-down/
=収録曲=
1. Masayoshi Iimori, DJYOUTH - Feelin' Down
2. Masayoshi Iimori - Torn Apart
3. Masayoshi Iimori - Maelstrom


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