「マブハイ(こんにちは)」。
【動画】BINI、コーチェラ2026でのパフォーマンス映像
歌や音楽、ダンスがアイデンティティの一部である文化の中で育った多くのフィリピン人にとって――それは多くの家庭にカラオケ機が普及していることからも明らかだが――P-POPが世界の舞台に進出することは、長年の悲願だった。モハベ・テントのステージに立ったBINIは、その意義を噛み締め、フェスでフィリピンを代表できることへの感謝を口にした。現代的なダンスと伝統舞踊の華やかさを織り交ぜた振り付けや、フィリピンの部族的なルーツを感じさせるスタッカートのリズムを取り入れた楽曲を通して、彼女たちは見事なパフォーマンスを披露した。
男性ダンサーを従え、BINIは遊び心あふれる『Shagidi』でセットリストを開始した。タグリッシュ(フィリピン語/タガログ語と英語を混ぜた言葉で、彼女たちの楽曲の多くで歌とラップを繋ぐ役割を果たす)で歌われるこの曲は、グループの洗練された振り付けに合わせて観客を踊らせ、熱狂的なステージの幕開けを告げた。この曲を含め、多くの楽曲でダンスや楽器演奏のブレイクが延長され、パフォーマンスを盛り上げた。
「時々、すべてが早すぎるスピードで進んでいくことがある」とStaceyは語り、時には立ち止まって「一緒に迷子になろう」と付け加えた。その後に披露されたのは、フィリピン語で歌われる名曲『Karera』だ。「人生はレースではない」と強調する歌詞でありながら、曲はアンセム(賛歌)へと昇華していく。
伝統衣装のフィリピニアーナやフィリピンの太陽をモチーフにしたジュエリーを身にまとい、旗を振り、彼女たちが登場する30分も前から「BINI、BINI」とチャントを送っていた観客たち。そんなファンに呼応するように、グループも華やかなファッションを披露した。ステージ上での素早い衣装チェンジで、きらびやかなゴールドのドレスからスパンコールのビキニへと着替え、新曲『Bikini』の初披露に花を添えた。
また、BINIは木曜日にリリースされたばかりのニューEP『Signals』から、もう一つの輝きを放つ楽曲「Blush」をライブで初披露した。このプロジェクトのリリースに合わせ、彼女たちはコーチェラ出演を記念した「Blush」のミュージックビデオも公開している。ショーは、爆発的な盛り上がりを見せる夏のラブソング「Pantropiko」でクライマックスを迎えた。
歴史的な瞬間の重み
この歴史的な瞬間の重み、そしてフィリピン人コミュニティにとっての象徴的な意味を、BINIは出演前から十分に理解していた。「これが、世界の舞台に立つフィリピン人アーティストが増えるきっかけになることを願っています」と、Staceyはその週の初めに行われたハーパーズ バザー シンガポールのインタビューで語った。「より多くの人がフィリピンの音楽を見つけ、愛してくれるようになってほしい」と彼女は付け加えた。
BINIは2018年、スター・ハント・アカデミーの一環として結成された。3年間のトレーニングと練習を経て、この8人組は2021年に『Born to Win』でデビュー。
あらゆる功績を残しながらも、BINIは何年も前からコーチェラの舞台に立つことを一貫して公言し、いつか達成したい夢として掲げてきた。そして今、彼女たちはついに、その夢を凱旋という形で現実のものにしたのだ。
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From Rolling Stone US.
FULL PERFORMANCE BIKIN X PANTROPIKO
BINI POP PRIDE @BINI_ph @coachella #BINI_CoachellaWk1 #BINICHELLA pic.twitter.com/w5DaTsATP1— Adi stream Karera by bini (@AdiKarera) April 11, 2026


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