アニメ黎明期から現在までアニメ界の第一線で活躍を続ける奥田誠治の自伝『アニメの仕事は面白すぎる 絵コンテの鬼・奥田誠治と日本アニメ界のリアル』が発売されることになった。 『鉄腕アトム』『鉄人28号』『宇宙エース』から『ポケモン』『ワンピース』まで、日本のアニメ界黎明期から現在まで最前線でサヴァイヴし続けて57年。
800以上のアニメ作品に関わってきたからこそ語ることができる日本アニメ界のリアル。 日本のアニメ創世記からアニメ制作に関わり、現在もアニメ制作に関わり続ける奥田誠治だからこそ書ける、現場からの視点でアニメ制作の現場を記録した「リアルな日本アニメ史」が本書である。 個性豊かなアニメーターのプライベート、意外な裏事情があったアニメ会社の栄枯盛衰、当事者だけが知る作品の裏側など、奥田誠治の自伝でありながら、これまでのアニメ史を覆す資料価値の高い書籍である。また、絵コンテ・原画・監督など奥田誠治が手がけた膨大な作品リストも掲載。日本で最も絵コンテを手がけた「絵コンテの鬼」の圧倒的なボリュームは圧巻。 「クールジャパン」の代表的コンテンツとなった日本のアニメーション。これからもアニメーターや声優を目指す人々は増えると予測される中、アニメ業界の歴史や真実を正しく伝えている文献は少ない。本書はアニメ業界を目指す人たちが増加している現在にこそ、広く読まれるべき書籍であるといえるだろう。
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