(C)三角くるみ・猫軍(KADOKAWA/富士見L文庫) 富士見L文庫(KADOKAWA)は、 『香港シェヘラザード 上・蕾の義』『香港シェヘラザード 下・花の奸』(著:三角くるみ/イラスト:猫将軍)を2月15日(土)に発売する。 本作はWEB小説の黎明期から、 多くの読者を熱狂させてきた香港恋愛サスペンス小説です。
またこの度の書籍化に際し、 装画を手掛けたのは新進気鋭のイラストレーター・猫将軍。 著者・三角くるみによる大幅な加筆修正と、 猫将軍の美麗イラストによりWEB版から大きくパワーアップした「香港シェヘラザード」にご注目を。

あらすじ

香港赴任中の新人外交官である秋穂は、 誘拐された邦人家族から相談を受ける。 黒幕は香港最大の黒道組織、 七海幇。 けれど、 彼らが犯人だという証拠が足りない。 歯がゆく思うなか、 秋穂は一つの出会いを果たす。 政治家をアテンドして訪れたカジノを支配する七海幇幹部の男、 立花。 秋穂は政治家と上司を盾に脅され、 買収をしかけられる。 それをはねのけたことで立花に執着されて――?清廉潔白な秋穂と外道の立花が出会い、 すべてが始まる。 混沌の色濃く残る香港で繰り広げられる、 絶望と再生のラブ・サスペンス。
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