韓国映画としては、日本でも大ヒットを記録した『新感染ファイナル・エクスプレス』(17)、『悪女 /AKUJO』(18)に続き、フランス・カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部⾨の正式上映された映画『悪人伝』。凶悪なヤクザのボス、チャン・ドンスがある夜何者かにめった刺しにされる。
事件の捜査にあたるのは、署内でも問題刑事として知られるチョン刑事。奇跡的に一命をとりとめたドンスとチョン刑事はともに共闘して犯人を追い詰めることに…。 カンヌで上映されるやいなや観客たちを熱狂の渦に巻き込み、その勢いのまま本国で劇場公開されると興⾏収⼊ランキング初登場NO.1を記録。最終的には観客動員数300万⼈を超え、近年の韓国映画界にあってヴァイオレンス・アクション映画としては異例の⼤ヒット、更にはシルヴェスター・スタローン制作によるハリウッド・リメイクまでも決定した。主演を務めるのは『新感染~』で一躍トップスターに上り詰めた韓国を代表する怪優マ・ドンソク。隆々たる体躯からにじみ出る説得力のある演技と破壊力抜群のアクションで観客を魅了し、マーベル・シネマティック・ユニバース『エターナルズ(原題)』で世界進出を決めた“漢”の圧倒的代表作が遂に日本上陸。 この度、日本公開日が、7月17日(金)に決定。今回到着したポスタービジュアルは、タイトルの如く“悪人感”溢れるマ・ドンソクといった主要キャストの顔が並び、「極悪組長 × 暴力刑事 VS 無差別殺人鬼」というキャッチコピー、ストーリーを表現している。『チェイサー』(08)、『哭声 コクソン』(17)といった、良質な韓国ヴァイオレンス・アクションに通ずるビジュアルに仕上がった。主演を務めたマ・ドンソクは、「刑事のようにデータを集め、推理を駆使して犯人を追い詰める。一般的なギャングのボスとはまるで別の1面を見せるキャラクターだ。今まで演じてきた中で最も個性的な役柄と言えるだろうね」と語り、癖のあるキャラクターを演じると明かしてくれた。
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