今年2020年、デビュー40周年を迎えた佐野元春。新型コロナウィルス感染対策が続く中、コンサートツアーの中止など残念なニュースが相次いでいる。
そんな中、佐野元春がネットを通じた40周年記念コンテンツの配信を発表した。これは佐野が提唱するオンラインイベント「SAVE IT FOR A SUNNY DAY」の一環として行なわれるもの。 皮切りとなるのは、2020年7月29日より配信スタートとなる「佐野元春40周年記念フィルムフェスティバル」。有料配信シリーズとなり、2020年7月から年末にかけて毎月1タイトル、アーカイブ映像からのライブショーや、未公開フィルム、新作ライブ・ドキュメンタリーなど、貴重な映像コンテンツをシリーズで配信する。 第1回目は2020年7月29日(水)。最新ライブ映像、佐野元春&THE COYOTE BAND「マニジュ・ツアーファイナル 東京ドームシティ・ホール」を配信。今回の配信用にサウンド映像を編集・マスタリングした60分を届ける。9月に発売される佐野元春40周年ベストアルバムと合わせ、ロックレジェンドの40周年アニバーサリーを自宅で楽しもう。 ここでは、有料配信シリーズ「佐野元春 40 周年記念フィルムフェスティバル」や、セレクトショップ・ブランド BEAMSとのコラボレーションによる、オリジナル・ウェア/グッズを制作提供など、7月から年末にかけてインターネットをプラットフォームにしたさまざまな催しを展開する。収益は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で困窮するミュージシャンやコンサート制作スタッフなど、音楽制作者支援の基金として役立てる。佐野元春からのコメントは以下のとおり。

佐野元春 コメント

ゆっくりと世界は息を吹き返す その日を楽しみに希望を蓄える 合言葉は ’SAVE IT FOR A SUNNY DAY’ 2020.7 佐野元春 【第一回配信ライブ映像「マニジュ」ツアー・ファイナル*東京ドームシティーホール について 】 最新・最強の佐野元春だ。
全国6大都市1万人以上を動員した「マニジュ・ツアー」の最終公演、2018 年4月1日に開催された東京ドームシティ・ホールでの模様を収録。「新・佐野元春宣言」というその名のとおり、現在の佐野元春は見た目も一段と若々しくシェイプアップされ、ますます存在感が増している。本作で目を引くのは、髪を短く切ってより精悍なイメージとなった佐野元春。ザ・コヨーテバンドを率いて今までのヒット作に頼らない、まさに現在進行形のセットリストを展開、世代を超えた観客がそれに応える。映像は、これまでも多くの佐野元春のライブ撮影を手がけてきた林渉監督が担当。ホール全体からミュージシャンの細かな表情まで緻密に捉え、作品性の高い映像化を実現した。もはやレジェンドの域にあっても安泰することなく、なおも進化を止めない唯一無二のロッカーの姿がここにある。(Total : 60min.)
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