キャッチーなロックンロール・チューンと情熱的で楽しいライヴが日本でも人気の英国出身のグラマラスなロック・バンド、ザ・ストラッツ。先週、1年ぶりの新曲「アナザー・ヒット・オブ・ショーマンシップ with アルバート・ハモンドJr.」(Another Hit of Showmanship with Albert Hammond Jr)をリリースしたばかりだが、本日は『ヤング&デンジャラス』から2年ぶり3枚目のアルバム『ストレンジ・デイズ』(Strange Days)のリリースを発表し、リード・シングル「ストレンジ・デイズ with ロビー・ウィリアムス」(Strange Days with Robbie Williams)をリリースした。
「ストレンジ・デイズ with ロビー・ウィリアムス」は、ストリングスで飾られた、ロビー・ウィリアムスとの自然体のデュエットだ。「自粛期間中にやっていた”Quarantine Radio”で、突然ロビーが声をかけてきたんだ。話せないか、って」ロックダウン初期にザ・ストラッツが始めたインスタグラム生配信のことだ。「結局2人で2時間ぐらいFaceTimeしちゃって。話したのはあれが初めてだったのに、人生や音楽やUFOや、その他諸々思いつく限りのことを語り合ってしまった。その時、いつか共演してもらえないかって聞いたんだ。で、このアルバムの制作中に、ありがたいことに彼が俺たちを招いてくれて、自宅の玄関先で歌って録音させてくれたんだ」とヴォーカルのスーク・スピラーは語る。 ザ・ストラッツとロビー・ウィリアムスは、9月6日(日)、マンチェスター・ユナイテッドのホーム・スタジアムであるオールド・トラッフォードで開催される「Soccer Aid for Unicef」という世界最大のサッカーのチャリティ・イベントに出演し、「ストレンジ・デイズ」をパフォーマンスする。この様子はUKのITVテレビで放送される。 この春、コロナウイルス感染症の検査を受け安全を確認したザ・ストラッツは、プロデューサーのジョン・レヴィーン(前作の「ボディ・トークス」なども手掛けた)のLAの家に泊まり込み、ロックダウン中にちょうど10日間で10曲をレコーディングした。そのうち1曲はKISS「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」のカヴァー・ヴァージョン。「ツアーの合間に複数の国で複数のプロデューサーと組んですべてを片付けるんじゃなくて、今回みたいなやり方でレコードを作るのはすごく楽しかった。
その興奮をできるだけ形にしたいとみんな思っていたし、曲が文字通り空から降ってくるように感じた時もある」とルーク。こうして完成したサード・アルバム『ストレンジ・デイズ』は、無駄なく引き締まり、最高に堂々とした作品になった。 アルバムには、ロビー・ウィリアムスとアルバート・ハモンドJr.の他、ザ・ストラッツのデビュー時から期待のコメントを寄せてきたデフ・レパードのジョー・エリオット(Vo)とフィル・コリン(G)、ザ・ストラッツのライヴにゲスト出演したこともあるトム・モレロ(G)という強力なゲスト・ミュージシャン陣が参加している。
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