左右社が8月31日に刊行した『マル農のひと』(文と絵:金井真紀/取材協力:道法正徳)が発売一ヶ月で重版が決定。 本書は〈肥料なし・農薬なし・ギュッと縛って砂利をまくだけで銭が儲かる奇跡の農法〉を生み出した農業指導者の道法正徳さん、 道法農法に挑戦する農家のひとびとの人生を描いたノンフィクション。
農協に勤めていた頃に発見したこの農法は、 農協の方針と対立したため受け入れてもらえず、 道法さんは3度も左遷されてしまう。 組織を抜け、 自分の農法に挑戦し続けた道法さんはやがて成功をおさめ、 道法農法は全国に広がっていった。 そんな道法さんの生き様が「勇気が出る」「普遍的な「組織のモンダイ」に悩んでいるすべての人に読んでほしい」と話題をよび、 9月26日の毎日新聞書評(評者・藻谷浩介氏)では「地方の半沢直樹」「イノベーションの本質をしめした一冊(中略)やがて日本を変えるのは彼らだろう」と絶賛された。
農家のおっちゃんが倍返し! 「地方の半沢直樹」と絶賛された傑作ノンフィクション、金井真紀『マル農のひと』が発売一ヶ月で重版決定!
瀬戸内海に浮かぶ島の農協で仕事をしながら道法正徳さんがたどり着いた魔法のような農法に金井真紀が迫る。 そんなんで無肥料・無農薬ができるの? という超ユニークな農法と、 変なおっちゃん道法さんのパンクな「現状維持」との闘い。 おっちゃんから連なる先には、 隠れキリシタン!?、 水俣、 原発……やっぱり変わった人たちと、 色とりどりの人生があった。 本書の一部を左右社公式noteで公開 https://note.com/sayusha/n/nc68b405cb51f
編集部おすすめ