10月10日(土)より開催「KING & QUEEN展」公式参考図書『名画で読み解く イギリス王家 12の物語』の新帯による再配本が決定。 2020年10月10日(土)より2021年1月11日(月・祝)まで上野の森美術館にて「KING & QUEEN展」の開催が決定。
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーが所蔵する英国王朝の最も重要な肖像画約90点が一堂に会す大展覧会で、 約1世紀におよぶ英国王室の歴史が紹介される。 展覧会公式参考図書に光文社刊『名画で読み解く イギリス王家 12の物語』(光文社新書)が選ばれ、 その著者でありドイツ文学者の中野京子さんが展覧会ナビゲーターに就任。 今回、 展覧会用新帯による再配本が決定。

序章より

王家が転変する度に途轍もない人物が生まれ、 ドラマが生まれるのが英国史の面白さといえる。 また大国でいまだ王室を戴いているのはイギリスだけというのも興味が尽きない。 本書では、 イギリス王室の三王朝、 イングランド人によるテューダー家、 スコットランド人によるステュアート家、 ドイツ人によるハノーヴァ家とその変名の王家について、 それぞれ名画にからめた歴史物語を繙いてゆきたい。
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