創立から60年余り、 宇宙開発や天体観測に偉大な功績を残してきたNASA―アメリカ航空宇宙局。 本展では、 NASAの画像を中心に、 観測衛星や惑星探査機、 宇宙望遠鏡等がとらえた美しく驚異的な天体写真を選りすぐってご紹。
太陽系から、 銀河系内の星雲や星団、 そしてさらにその先にある無数の銀河や銀河団など、 多様な天体の姿を大型の高品位銀塩写真プリントでご覧いただける。 併せて、 すばる望遠鏡、 アルマ望遠鏡など国立天文台関連の大型望遠鏡による観測成果の一部を美しい画像によりコーナー展示。2020年は、 本展で紹介するハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げ30周年を迎え、 その他にも火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターの打ち上げ15周年など、 宇宙科学の記念すべき年となっている。サイエンスでありながらアートのごとく見る者を魅了する画像の数々。 宇宙の謎や神秘を紐解く人間の英知や科学技術発展の素晴らしさをぜひご体感あれ。
1.太陽系の天体に迫る
惑星探査機や観測衛星による太陽系探査のハイライトを、 近年公開された画像を含めて紹介。 土星の大気に突入して20年に及ぶミッションを終えた土星探査機カッシーニ、 太陽系最大の惑星である木星の周回軌道に22年ぶりに投入された木星探査機ジュノー、 そしてかつての生命活動の痕跡等を探る火星探査車キュリオシティなど、 さまざまな探査機や観測衛星がとらえた驚くべき天体の姿を、 迫力ある大画面銀塩写真プリントで間近にご覧いただける。
2.銀河系の星雲と銀河宇宙
NASAの宇宙望遠鏡群によって観測された天体画像を中心に、 私たちの銀河系から深宇宙まで、 ハッブル宇宙望遠鏡の近年公開された画像を含めて紹介。恒星の誕生や死に関係する美しい星雲や多くの恒星が集団をなす星団、 そしてさまざまな形の銀河や銀河の集団である銀河団……。 それらの天体を、 可視光や赤外線、 X線などでとらえた画像は、 宇宙の壮麗さを表現しているばかりでなく、 宇宙の起源に思いを馳せる契機をも与えてくれる。
3.宇宙を探求する目 ―国立天文台の挑戦―
史上初めて撮影されたブラックホールの影、 すばる望遠鏡のハイパー・シュプリーム・カム(HSC/超広視野主焦点カメラ)による画像をもとにつくられた「ダークマターの地図」、 アルマ望遠鏡がシャープにとらえた「惑星誕生20の現場」など、 国立天文台関連の大型望遠鏡による素晴らしい観測成果をご紹介。展示物 : 天体画像 約130点、 図解パネル、 関連映像
オリジナルコースタープレゼントキャンペーン 本展覧会の書籍・グッズを販売するナディッフ バイテン(東京都写真美術館2階)にて、 写真集『138億光年 宇宙の旅』または写真集『ハッブル宇宙望遠鏡 探究と発見のまなざし EYES OF HUBBLE』(11月26日頃から発売予定)のいずれかをご購入のお客様にオリジナルコースター(全2種)を1枚プレゼント。
※柄はお選びいただけません。 ※数には限りがございますので、 なくなり次第コースタープレゼントは終了させていただきます。
予めご了承ください。 ※写真はイメージです。
フジフイルム スクエア連動 オリジナルテンプレート・ポストカードプレゼント 「138億光年 宇宙の旅」会場(東京都写真美術館地下1階展示室)のフォトスポットで、 スマートフォンで記念撮影して、 そのデータを下記「ハッブル宇宙望遠鏡」会場(フジフイルム スクエア)にお持ち頂くと、 もれなくオリジナルテンプレートのポストカードにしてプレゼント。 (但し、 期間は展示中2020年11月27日~12月17日、 1枚/人、 詳しくは会場で)