バンド結成20周年を迎えたMONKEY MAJIKが、自身のベストソングを収録したデジタルアルバム『MONKEY MAJIK BEST - Special Selection Edition by Maynard, Blaise, TAX & DICK -』をリリースした。 MONKEY MAJIKは2021年早春に、周年を記念したベストアルバム『20th Anniversary BEST 花鳥風月』をリリース予定で、インディーズ期から20年の活動を4つの期間に分け、その時代にリリースした楽曲を各ディスクに収録。
4枚組のディスクに収録される全楽曲はファン投票によって決定される。 ベストアルバムに先駆けリリースした今回のデジタルアルバムには、これまでに発表した240曲以上に及ぶ楽曲の中から、メンバーそれぞれが思い入れのあるベスト3曲を厳選、計12曲が収録されている。 また本デジタルアルバムリリースと合わせて、11月25日まで実施されている、“ベストアルバムの収録曲を決めるファン投票”の中間発表も行われた。

収録曲を決めるファン投票 中間発表

※11月18日12:00時点 花ブロック (2000年~2005年)  1位:Lily / 2位:Get Started / 3位:ガリレオ 鳥ブロック (2006年~2010年)  1位:空はまるで/ 2位:fly / 3位:アイシテル 風ブロック (2011年~2015年)   1位:Headlight / 2位:魔法の言葉/ 3位:HERO 月ブロック (2016年~2020年)  1位:ウマーベラス / 2位:Delicious / 3位:留学生 各年代のTOP3には、2007年ヨコハマタイヤのCMソングとして書き下ろした「空はまるで」、東日本大震災を経て発表し多くの人に勇気を与えた「Headlight」、またサンドウィッチマンとのコラボ曲として話題を呼んだ「ウマーベラス」など、彼らの代表曲が並んだ。投票は11月25日までで、誰でも1曲から投票に参加できる。さらに、投票サイトでは全楽曲に試聴機能が追加されたので、楽曲をチェックしながら選曲することもできるとのこと。この機会に自身のベストソングを投票し、記念すべき作品に参加してみてはいかがだろうか。 MONKEY MAJIK『20th Anniversary BEST 花鳥風月』投票サイト 投票期間:~11月25日(水) 23:59まで

選曲に関して

▼Maynard 「Change」「Headlight」「留学生」 「Change」 吉田兄弟の津軽三味線フレーズは何度聞いてもしびれる!ジャンルが違うアーティスト仲間とのコラボの楽しさを知った大切な曲。 「Headlight」 東日本大震災後、音楽家として生きていく再決意をするきっかけとなった曲。 「留学生」 日本語に聞こえる英語、英語に聞こえる日本語という2つパラレルワールドを表現したトリックソング。今までで一番歌詞に力を注いだ。体育くんの唯一無二の感性には脱帽! ▼Blaise 「Livin’ in the sun」「空はまるで」「Delicious」 「Livin’ in the sun」  自分の音楽文化になかった世界の音を使って、MONKEY MAJIKサウンドと民謡を融合させた曲。制作を通して、音楽はノールール・ノージャンルだと改めて実感した。
「空はまるで」  この曲をきっかけにして、それ以降「Together」「ただ、ありがとう」など多くのFolk feel good songsが生まれた 。 「Delicious」  これまでのステージパフォーマンスを一新させた曲。「Delicious」を作ったことでノリノリなMONKEY MAJIKという新しい扉が開いた。 ▼TAX 「木を植えた男」「ウマーベラス」「Golden Road」 「木を植えた男」  震災後に音楽活動を再開したとき、人として何をすべきかを作品として残したく制作した曲。 「ウマーベラス」  盟友サンドウィッチマンのゼロカロリー理論を歌で証明したかったので! 「Golden Road」  思い通りにならないことがあっても、同じことを積み重ねていくことの大切さや日常を書いた思い入れのある曲。 ▼DICK 「A.I. am Hunan」「Bitten By You」「Eden」 「A.I. am Hunan」  宮城県出身の石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009』のテーマソングとしてすごく盛り上がって作った曲で、往年のアニメソングっぽい雰囲気をオマージュしつつ、現代的デジタル感も織り交ぜていって、サウンド面も純粋にいいものができたと自負できる曲。 「Bitten By You」  聞いた瞬間に気持ちにふれる音楽ってあると思うけれど、この曲も『スプーキッズ ザ・ムービー』のテーマソングとして、たとえ歌詞がわからなくてもたくさんの子供たちに楽しんでもらえる曲にしたかった。 「Eden」  今年は悩みや不安で辛い気持ちをどこに持っていくか問われた一年だったけれど、いろいろ受け止めながら前に進もうという歌詞が今にぴったりなので!
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