いよいよ3月26日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかで劇場公開となる狂乱の青春映画『ロード・オブ・カオス』。 ノルウェーに実在するバンドに起きた出来事を描いているにもかかわらず、そのあまりの過激な描写により映倫から〈R18+〉の烙印を押され、SNSを中心に既に話題沸騰となっている本作だが、公開まであと2日となった本日、これまでの印象をガラッと変える新予告編(シガー・ロス版)が解禁された。
〈R18+〉、悪魔崇拝主義、教会連続放火、死化粧、暴動、インナーサークル、複数の殺人事件など、その過激さゆえに一部の方々から躊躇の声が聞こえるなか、本編中の音楽も担当したグラミー賞ノミネートバンド、シガー・ロスによる音楽を使用した、極めて映画的な新予告編。明後日からの劇場公開に向けてさらなる期待が高まること請け合いだ。 また、あの『ブレードランナー』『エイリアン』で知られる巨匠リドリー・スコット監督が本作を鑑賞、コメントが緊急到着した。
とてもリアルで、これを作るのは大変だったと思う。I like it ! ──リドリー・スコット(映画監督)
さらに、公開初日のトークイベント開催も決定。シネマート新宿にて3月26日(金)18:30の回上映後、『雑誌『ヘドバン』 × 映画『ロード・オブ・カオス』 コラボレーション 初日トークイベント』と題して開催され、川嶋未来(SIGH)、増田勇一(音楽ライター)、梅沢直幸(『ヘドバン』編集長)が登壇する。なお、来場者の皆様にはもれなく〈ヘドバン×ロード・オブ・カオス〉完全非売品ステッカーがプレゼントされるとのこと。
【ストーリー】 1987年、ノルウェー・オスロ。19歳のギタリスト、ユーロニモスはボーカルのデッドたちとともに「真のブラック・メタル」を追求する全く新しいバンド「メイヘム」の活動に熱中していた。デッドは、ライブ中に自身の身体を切り刻み、観客にその血をかけた上、豚の頭を投げるなどの行為を繰り返し、その過激さもあってメイヘムは熱狂的にブラック・メタル・シーンに受け入れられる。しかしある日、デッドはショットガンで頭をブチ抜き、自殺を果たした…。発見者のユーロニモスは、親友の脳漿が飛び散る遺体の写真を撮り、頭蓋骨の欠片を友人らに送付し、喧伝することでカリスマ化。
レコードショップ「ヘルヴェテ(地獄)」を根城に、“誰が一番邪悪か”を競うインナーサークルを作り、王として君臨するようになる。しかし、メンバーのヴァーグが起こした教会放火を契機に、主導権争いは熾烈化。歯止めが効かなくなった果て、彼らですら想像しえなかった狂乱が待ち受けていた。