7月7日に8枚目となるアルバム『マリアンヌの密会』を発売したキノコホテルが、8月14日の大阪・堺ファンダンゴを皮切りにリリースツアー『サロン・ド・キノコ~公然密会行脚』を敢行する。 5月末をもって無期限休職に入ったジュリエッタ霧島(電気ベース)、左手首TFCC損傷により休養に入っていたイザベル=ケメ鴨川(電気ギター)の代わりに臨時従業員を立てて活動継続していたキノコホテルだが、当ツアーよりケメ鴨川の3カ月ぶりとなる現場復帰と、新従業員となる電気ベース奏者の登板を発表している。
コロナ禍において数々のバンド危機を乗り越えてきたキノコホテルの再出発をぜひとも見届けていただきたい。なお、このツアーでは各会場ごとに違う入場者特典が配布される予定。 また、9月1日には新宿ロフトでの創業14周年記念の単独実演会(例年は6月に開催)を開催することも明かされた。こちらはサロン紅天狗(ファンクラブ)会員によるリクエスト投票で演目が決定するという。 併せて10月には東名阪クラブクアトロでの追加公演も発表されている。
支配人・歌と電気オルガン担当:マリアンヌ東雲からのコメント
長らくお会い出来ていない各地域の胞子の皆さま、無事生存しておりますでしょうか。 世の中は相変わらずで、全く明るい兆しが見えてまいりません。 が、キノコホテルは相変わらず持ち前の何くそ精神で何とか邁進し続けております。 この度ようやく新しい従業員を迎えケメゾーも復帰となり、新たなキノコホテルの第一歩を踏み出す事になりました。 こんなご時世ゆえ、何時ものように「這ってでも来い!」と高圧的に言い放てない事に些かの不満を感じつつも、 各会場のガイドラインに基づき出来うる限りの感染防止対策を講じた上で皆さまをお迎えしたいと思っております。 各自ご無理のない範囲で、この珍奇極まりない密会行脚を見届けて頂けたら幸いで御座います。編集部おすすめ